基礎知識

【保存版】いまさら聞けない!『SDGs:持続可能な開発目標』とは?実際の取り組みも含めて簡単解説!

「SDGsって最近よく聞くけど、具体的にはなに?」
「簡単にわかりやすく知りたい!」

そんな方のために今回は、SDGs(持続可能な開発目標)について徹底解説します。

前半はSDGsとは?という疑問から具体的な指標をわかりやすく解説し、後半には身近な例や今私たちができることなどもまとめています!
ぜひ最後までご覧ください。

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最近よく聞く『SDGs(持続可能な開発目標)』とは?

まずはSDGsとは何かについて知りましょう。

 

SDGsとは?具体的にどんなもの?

SDGs(エス・ディー・ジーズ)とは、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で、達成するために掲げた目標です。
「Sustainable Development Goals」の略称で、直訳すると『持続可能な開発目標』です。2015年9月の国連サミットで採択されました。

・持続可能って何が持続すること?
・開発目標って何を開発するの?

など、疑問に思いますよね。そこでもう少し具体的にみていきます。

SDGsは「誰一人取り残さない」持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現のため,2030年を年限とする17の国際目標です。

具体的には『17のゴール』と『169のターゲット』から構成されており、詳しくは後述しますが、全体的な特徴は以下の5つです。

・普遍性:先進国を含め、全ての国が行動する
・包摂性:人間の安全保障の理念を反映し、「誰一人取り残さない」
・参画型:全てのステークホルダーが役割を
・統合性:社会・経済・環境に統合的に取り組む
・透明性:定期的にフォローアップ

参考:持続可能な開発のための2030アジェンダ(PDF)

つまり、

・世界中のどの国も例外はない『普遍性』と、
・世界中の全ての人が含まれる『包摂性』をもち、
・政府だけでなく企業や地方自治体などあらゆる団体が取り組むという『参画型』の目標で、
・社会・経済・環境の全てを『統合性』を持って向き合い、
・常に世界中がお互いをフォローし合うことで『透明性』を確保していくこと

を基礎としています。

(参考:SDGsとは? | JAPAN SDGs Action Platform | 外務省 )

 

前身であるミレニアム開発目標(MDGs)とは?

より具体的にSDGsを知るために、この指標が国連サミットで採択された経緯などを少し解説します。

SDGsには、前身となる2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)がありました。
MDGsは、SDGs同様国連サミットで採択された目標の一つで、国連ミレニアム宣言を基にまとめられました。
SDGsにも含まれている『極度の貧困』『初等教育の普及』『乳幼児死亡率の削減』など,達成すべき8つの目標を掲げたものです。

目標1:極度の貧困と飢餓の撲滅
目標2:初等教育の完全普及の達成
目標3:ジェンダー平等推進と女性の地位向上
目標4:乳幼児死亡率の削減
目標5:妊産婦の健康の改善
目標6:HIV/エイズ、マラリア、その他の疾病の蔓延の防止
目標7:環境の持続可能性確保
目標8:開発のためのグローバルなパートナーシップの推進

参考及び引用:(ODA) ミレニアム開発目標(MDGs) | 外務省

達成期限を2015年とし、それまでに世界中で一定の成果をあげていました。
その内容を基に、さらに世界中のあらゆる社会問題まで視野を広げ、後継として持続可能な開発のために引き継がれたのがSDGsです。

SDGsでは、MDGsにあった8つの目標からさらに目標を細分化し、17に及ぶ目標を掲げています。
そして地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っており、社会問題の多い発展途上国の問題を『国のみの問題』とせず、日本を含む先進国自身も取り組むこと、とされているのが特徴です。

まさに世界中で社会問題に取り組もうという指標・目標ですね!

SDGs(持続可能な開発目標)の「17の目標」とは?わかりやすく解説!

上記でSDGsの概要や成り立ちの経緯を解説しました。
ここからはSDGsの具体的な内容について解説していきます。

SDGs

ちなみに、この17の目標に対して、それぞれターゲット(具体的な解決ポイント)が設定されています。

参考及び引用:持続可能な開発目標(SDGs)と日本の取組|外務省

目標1 [貧困]

SDGsの第1の目標は『貧困』です。
原文では、『あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる。』とあります。
文字通り世界中で問題になっている貧困をなくすことが目標です。
一見発展途上国の問題と思う方も多いでしょうが、実は先進国である日本にも貧困はあります。
厚生労働省が発表した「平成28年国民生活基礎調査」では、日本の相対的貧困率は15.6%、およそ7人に1人が貧困状態にあると発表されています。

貧困は「先進国」にも潜んでいる問題なんです。

目標2 [飢餓]

SDGsの第2の目標は『飢餓』です。
原文では『飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する。』とされています。

世界中で問題になっている飢餓ですが、2019年最新のデータによると、世界中で飢餓に苦しむ人々は世界全体の人口割合の約8.9%、およそ11人に一人は飢餓に苦しんでいると言われています。

また日本では飢餓なんてない、と思う人も多いのではないでしょうか?
しかし実は、2016年のデータでも食糧不足によって亡くなった人が15人記録されています。

さらに、「飢餓」は正確には今食べ物がない状態を指すわけではありません。
長期間にわたり十分に食べられず、栄養不足となり、生存や健康に害が出ること、また社会的な生活が困難になっている状態を指します。

そのため近年では、一人暮らし中の若者の食生活の栄養失調なども問題になっています。
貧困に続き、飢餓の問題も日本でも十分問題な社会課題の一つです。

目標3 [保健]

SDGsの第3の目標は『保健』です。
原文では『あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。』とあります。

こちらは途上国を中心に、
・深刻な医療の不平等があること
・乳幼児の死亡率
・予防接種やワクチンの不足
などが大きな課題とされています。
日本では当たり前に治る病気が、生まれる国・環境によっては不治の病となっているんです。

また特に2021年現在では、世界中で問題視されている新型コロナウイルスの一日でも早い収束を課題においています。

目標4 [教育]

SDGsの第4の目標は『教育』です。
原文では『すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。』とあります。

日本では当たり前になっている義務教育ですが、世界中には母国語すら読み書きできない人たちがいるんです。
また足し算や引き算ができない方も少なくありません。

その結果ヒエラルキーや貧富の差が生まれ、社会問題も多数起こっているんです。
世界中の教育が進むことで、様々な社会問題の解決につながるとも考えられています。

目標5 [ジェンダー]

SDGsの第5の目標は『ジェンダー』です。
原文では、『ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児のエンパワーメントを行う。』とあります。

昨今注目されるLGBT差別を意識する方も多いでしょうが、世界的には「児童婚」が大きな問題です。
「児童婚」とは、18歳未満の女児が、自分の意思ではなく強制で結婚させられる問題です。
ユニセフが公表した2018年の推計データによると、その人数はなんと世界中で年間1,200万人。この問題を解決しなければ、2030年までに新たに1億5,000万人が児童婚をさせられる計算です。

世界的にはまだまだ男女平等の社会ではないので、「児童婚」をはじめとした様々なジェンダー問題を解決することを目標にしています。

目標6 [水・衛生]

SDGsの第6の目標は『水・衛生』です。
原文では、『すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する。』とあります。

​​人間は水がないと生きていけない。これは誰もが知る事実ですよね。
しかし水道水が飲める国は、世界中でも15カ国程度しかないのをご存知ですか?
それほど水、特に飲料水は世界的に貴重なんです。

具体的には、世界中で約18億人の人が、汚染された飲料水を使用しています。
また約24億人以上の人が、トイレや風呂などの基本的な衛生施設を利用できていません。
 
これらの非衛生的な環境で、年間180万人以上の子供たちが亡くなっているんです。

SDGsでは上記の通り水・衛生に関しても早急に解決すべき課題として、目標に入れています。

(参考:SDGs|目標6 安全な水とトイレを世界中に|年間180万人の子どもが死亡|SDGsジャーナル

目標7 [エネルギー]

SDGsの第7の目標は『エネルギー』です。
原文では、『すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する。』とあります。

何が問題なのかというと、具体的には以下の3つです。

・安定したエネルギー供給を実現すること
・安全に、環境資源も失うことなく、持続可能なエネルギー源を生み出すこと
・エネルギーの浪費をなくし、必要なところにエネルギーを届けること

まずは安定したエネルギーの供給です。
日本では3.11の震災時に計画停電がありましたよね。
その際に安定したエネルギーがどれだけ重要か身に染みた方も少なくないでしょう。

またエネルギーを生み出す仕組みによっては、環境資源を消費するものも少なくありません。
そうなると、今後の地球規模で環境問題が発展してしまいます。

さらに先進国と途上国ではエネルギーにも格差があります。
エネルギー不足による生活の質の違いも多々あります。

以上のようなエネルギーに関する様々な問題を解決すべく、SDGsの目標になっています。

目標8 [経済成長と雇用]

SDGsの第8の目標は『経済成長と雇用』です。
原文では、『包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。』とあります。

ディーセント・ワークなどはあまり聞き馴染みない言葉ですよね。
経済成長は言わずもがなですが、特に雇用に関しては深刻な問題です。
アフリカや中国を中心に人口は増加しており、その分雇用は不足傾向にあります。

特にSDGsが対象としている2016年から2030年までには、世界全体で約4億7000万件、毎年約3000万件もの雇用が必要とされています。

文字通り働きたくても働けず、経済的に生活ができない状況が今後も課題になることが予想されています。

目標9 [インフラ、産業化、イノベーション]

SDGsの第9の目標は『インフラ、産業化、イノベーション』です。
原文では、『強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。』とあります。

「強靱(レジリエント)なインフラ構築」など聞いてもいまいちピンときませんよね。
強靱(レジリエント)とは、簡単に言えば、自然災害等の影響を受けたとしても、「素早く元の状態に回復できること」です。

つまり、開発途上国などのまだ基礎インフラ(水道・電気・ガス・交通・インターネット環境など)の整っていない国にそれを整備すること。
さらに自然災害等の影響を受けたとしても、「素早く元の状態に回復できる」レベルで整備することを目標としています。

さらにそれを実行することで、2次産業、3次産業のように、徐々に産業も多様化され、イノベーションにもつながるということです。
この流れを通して、発展途上国でも豊かな生活環境と産業の更なる向上が見込めると考えられています。

目標10 [不平等]

SDGsの第10の目標は『不平等』です。
原文では、『各国内及び各国間の不平等を是正する。』とあります。

これはSDGsのスローガンでもある「誰一人取り残さない」という考えには必要不可欠な要素です。

具体的には、
・貧富の差
・ジェンダー格差
・人種差別
・少数派への差別
など多種多様です。

この中でも特に注目度が大きいのが、「貧富の差」です。
国際協力団体オックスファムの報告書に「99%のための経済(An Economy for the 99%)」というものがあります。
(参考:99%のための経済|オックスファム
これによると、世界で最も豊かな8人が世界の貧しい半分の36億人に匹敵する資産を所有していると言われています。
これだけの格差がある現状をSDGsのスローガンに合わせて、「今日の世界経済は、何億もの人々を取り残しながら回り続けている」と表現しています。

これらの問題も解決すべく、10個目の目標としています。

目標11 [持続可能な都市]

SDGsの第11の目標は『持続可能な都市』です。
原文では、『包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。』とあります。

皆さんはどんなところに住んでいますか?
この文章を読んでいるほとんどの方は、ある程度の町や都市に住んでいることでしょう。

ですが実は世界的に都市に住んでいる方は、まだ30-40%と言われています。
これが2030年には世界の60%以上の人が都市部で暮らすことになると言われています。

となると、その分都市自体の「安全性」、インフラなどの「機能性」、また「強靱さ(レジリエント)=素早く元の状態に回復できる強さ」が求められるのはいうまでもありません。

これから人口が増えてもしっかりと機能し続け、自然災害だけでなく犯罪などの危険性もできるだけ抑えた都市を、世界的に整備していくことも、重要な目標です。

目標12 [持続可能な消費と生産]

SDGsの第12の目標は『持続可能な消費と生産』です。
原文では、『持続可能な生産消費形態を確保する。』とあります。

第7の目標「エネルギー」などでも少し触れましたが、どんなものも生産されれば消費されます。
しかしこれが、必要なところにしっかり供給されているのかが問題です。

特にエネルギーや衣料、食料など、様々なジャンルで問題になっている内容ですが、中でも今最も注目を集めているのは食料問題です。

最近注目を集めている「フードロス」ですが、これはまさに消費と生産のミスマッチが起こしている問題です。
一言で言えば、一部の地域では過剰に生産されて「ロス」になっている食べ物がある一方で、一部の地域では食料がなく死に至る方がいるという問題があります。

BAMPではSDGsにも関わる「フードロス」について、原因や取り組みを紹介しているので、ぜひ読んでみてくださいね。

SDGs目標で重要な社会課題『フードロス』の現状|原因や解決策、今私たちができることとは?

同様になことが、エネルギーや衣類でも発生しています。
このように、必要な量を、必要な場に、生産することを一刻も早く実現する必要があります。

目標13 [気候変動]

SDGsの第13の目標は『気候変動』です。
原文では、『気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる。』とあります。

ここまでで様々な人間社会の課題をみてきました。
ですがもちろんそのために環境を蔑ろにしていいわけではありません。

特に地球温暖化は早急に対応すべき問題です。
どれくらい問題なの?と思う方もいますよね。
具体的に解説すると、温暖化にはこれ以上気温が上がらないように決められた世界共通の長期目標があり、それは産業革命前と比べて、2℃以上の上昇がないように抑えることです。

この2℃は、人間がなんとか自然と共存して耐えられる限界レベルと言われています。
そしてそこまであと1.15℃しかありません。

つまり全世界の平均気温があと1.15℃あがってしまったら、人間が地球で暮らすのが難しくなると言われているんです。
早急に対応すべきことが分かりますよね。

目標14 [海洋資源]

SDGsの第14の目標は『海洋資源』です。
原文では、『持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する。』とあります。

また気候に次いで、海底資源も非常に問題です。
実は世界の約1/3の魚が、持続的に獲れなくなるほど穫られ過ぎているんです。
なんと具体的には、1970年当時の約半分の量しか海洋生物がいないと言われています。

もちろん「獲りすぎ」というのも問題なのですが、加えてプラスチックなどのゴミ問題もあります。
現在では、毎年約800万トンものプラスチックが海に流れていると言われており、その影響で海の生態系が変化しているとも言われています。

これからも継続した食生活のためには、こちらも早急に対処しなければならない項目ですよね。

目標15 [陸上資源]

SDGsの第15の目標は『陸上資源』です。
原文では、『陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する。』とあります。

海底資源に続き、陸上の資源も課題がたくさんあります。
特に森林の保護、過剰な伐採問題です。
毎年1300万ヘクタール、東京都59個分の森林が失われており、明らかに自然の回復は追いついていません。

このまま森林伐採が進めば、CO2が増え大気汚染が進み、生物の絶滅も進み、温暖化、生態系の破壊、などが引き起こされます。

地球保護のためにも、SDGsを通して解決すべき目標です。

目標16 [平和]

SDGsの第16の目標は『平和』です。
原文では、『持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する。』とあります。

こちらもまさにSDGsのスローガン「誰一人取り残さない – No one will be left behind」を達成するための目標です。

世界中の5億3500万人の子ども(15歳未満の男女)たちが、紛争などの影響下で暮らしていると言われており、十分な医療を受けることができないなどの理由で、毎年600万人以上の子どもたちが無くなっていると言われています。

さらに紛争などの影響は生命の危険だけではありません。
衛生や教育などにも悪影響を及ぼしています。

世界中で根本的な平和を実現することも、最優先に解決すべき課題です。

目標17 [実施手段]

SDGsの第17の目標は『実施手段』です。
原文では、『持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する。』とあります。

上記の16の目標ですが、実施し達成しなければ意味がありませんよね。
これだけの目標を達成するには政府や地方自治体が頑張るだけでは達成不可能です。
世界中の国の政府はもちろん、地方自治体、企業、NPO、国民一人ひとりが協力する必要があります。

では実際にどのような取り組みが行われているのでしょうか?
身近な例をみていきましょう。

SDGs(持続可能な開発目標)の身近な例!SDGsへの日本企業の取り組み

SDGsの身近な取り組みとして、有名企業の取り組みも紹介していきます。

「吉本興業」のSDGsへの取り組み

こちらは「吉本興業」が、SDGsの取り組みをもっと広められるように、人気芸人・人気タレントがSDGsを題材にコントなどを動画で配信していたり、様々なSDGsイベントに参加しています。

特にまだまだSDGsを知らない若い世代の人たちにも、お笑いの力を使って知ってもらうきっかけづくりに貢献しています。

吉本興業のSDGsへの取り組み – SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS〜世界を変えるための17の目標〜

「Panasonic」のSDGsへの取り組み

パナソニックでは、創業100周年を迎える2018年にかけて、新興国・途上国のまだ電気が自由に使えない無電化地域に、計10万台のソーラーランタンを寄贈する活動を行っていました。
SDGsでは目標7の「エネルギー」に当たります。

この活動を通した先には、
「明るい光があるからこそ安全に出産できた2000人を超える母子たち」や、
「手元を照らせるからこそ勉強の水準が上がる子供たち」、
「灯油のエネルギー消費を抑えられ、経済的な節約もできる」、
など、さらに様々な課題に貢献しています。

100 THOUSAND SOLAR LANTERNS PROJECT

「アート引越センター」のSDGsへの取り組み

アート引越センターで有名な「アートグループ」はSDGsの取り組みとして、
・ゴミを出さない引っ越し
・従業員へのエコバック配布
・車両のCO2対策
・ペーパーレス化

などなど、様々な取り組みをしています。
その業種だからこそできることを多数取り入れています。

アートグループのSDGs|引越しはアート引越センター【公式】

SDGs(持続可能な開発目標)について|今私たちができること

今回はSDGsとは?から、身近な日本企業の取り組みなどを紹介してきました。
では、今の私たち個人レベルでもできることはあるのでしょうか?
もちろんできることはあります!
その一つはクラウドファンディングです。

 

クラウドファンディングを使ってSDGsに取り組もう!

クラウドファンディングとは、自分のアイディアや想いを形にし、多くの人から資金を支援してもらうサービスです。
そんなクラウドファンディングにも種類があり、特に今回のSDGsのように大きな社会問題に対して、『解決したい!』という志を持つ個人や団体が利用しているサービスもあります。

自分一人では何をやっていいかわからない…。
行動にまでは移せない…。

そんな方は、取り組みをしている方達を支援するという形で、SDGsに取り組んでみてはいかがでしょうか?

 

個人でも社会課題に取り組めるサービス『CAMPFIRE(キャンプファイヤー)』

今回は国内最大手のCAMPFIRE(キャンプファイヤー)を紹介します。
SDGsをはじめ、様々な社会課題に立ち向かうサービスや取り組みの立ち上げプロジェクトを多数成功させてきました。
プロジェクトの数は5.4万件以上にも登り、540万人以上の人から460億円以上の支援が生まれています。
様々な観点から地域づくりや課題解決のプロジェクトも多く実施されています。

CAMPFIRE(キャンプファイヤー)公式サイト

またCAMPFIRE(キャンプファイヤー)グループにはで、社会課題の解決に特化したクラウドファンディング『GoodMorning(グッドモーニング)』もあります。

GoodMorning(グッドモーニング)公式サイト

まずは、あなたが共感するプロジェクトを見つけてみて、社会問題を応援することから始めませんか?

BAMP

クラウドファンディングに関するナレッジや話題のプロジェクト、挑戦者のストーリーをなど紹介しています。

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