基礎知識

事例付き!飲食店のクラウドファンディング必勝法をご紹介!!

今、飲食店の資金集めに、クラウドファンディングを利用する方が増えています。今回は、飲食店のクラウドファンディングに注目し、その仕組みやメリットを事例とともに解説しながら、成功の秘訣にも迫ります。

クラウドファンディングの仕組み

購入型クラウドファンディング
飲食店の多くが利用するのは、「購入型」という種類のクラウドファンディングです。購入型クラウドファンディングでは、起案プロジェクトの賛同者から支援金を募り、一方で支援者は、そのリターンとして商品やサービスの提供が受けられます。

このクラウドファンディングには、「All or Nothing型」「All In型」といった2つの方法があります。前者は、期間内に目標金額が集まったときのみプロジェクトが実行されるという仕組み。後者は、一人でも支援者を獲得できれば、プロジェクトを実行するという仕組みです。

飲食店のクラウドファンディングの活用方法

それでは、実際に飲食店ではどのような形でクラウドファンディングが活用されているのでしょうか。
飲食店のクラウドファンディングでは、大きく分けて3つの活用方法があります。

活用方法①:資金調達

上記の仕組みでもご紹介したように、クラウドファンディングとは「インターネットを介して不特定多数の人々から少額ずつ資金を調達する」手法ですので、飲食店であれば「開業資金」「備品購入資金」「商品開発(新メニュー開発)資金」などを目的とした資金調達が可能です。

活用事例
>>>「食べるだけじゃない。一緒に作ってみんなが混ざる『6curryキッチン』始めます!」
>>>「世界を熱狂させるソーセージをみなさんにお届けしたい」

活用方法②:お店のPR・広報

クラウドファンディングは資金調達以外にも、拡散性の高さが大きな特徴です。この拡散性の高さを利用して、単純な資金調達としてではなく、クラウドファンディング限定でお店の「会員権」や「特別なコース」を販売し、オープン前のお店への集客に活用したり、お店の既存のファンの方々とのコミュニケーションに活用されることも多くあります。

活用事例
>>>「渋谷の雑居ビルに「完全会員制パフェバー」誕生。CAMPFIRE先行で会員を募集」
>>>「星付きクオリティの料理を野菜のみで表現。至福のベジ料理レストランが渋谷に誕生!」

活用方法③:仲間集め

クラウドファンディングでは、モノやサービスだけではなく、「コミュニティへの入会券」「イベント参加券」といったものもリターン(支援をしていただいたお返し)に設定できるため、仲間集めのために使われることもあります。

活用事例
>>>「ミシュランガイド東京2020掲載・sio鳥羽周作が《料理楽しい研究所》を作ります」
>>>「SNS時代の新しい「農産物ブランディング」のチームを誕生させたい!メンバー募集中」

飲食店がクラウドファンディングを利用するメリットとは?

飲食店がクラウドファンディングを利用するメリットは、大きく3つあります。

メリットその1:資金調達の手間が省ける

まず注目したいのは、クラウドファンディングのシステムです。プロジェクトの起案から支援金の決済に至るまでオンラインで完結できるため、他の資金調達の方法と比べると、手続きの手間が大幅に省けます。

メリットその2:テストマーケティングとして活用ができる

プロジェクトに賛同してくれる支援者の数や反応で、サービスや商品へのユーザーの反応を見ることができます。飲食店では、新規店舗を検討する際に、本当にお客様が集まるのか確認する際に使われたり、最初のお客様を獲得するために使われることが多いです。

メリットその3:お店のファンを作りやすい

支援者は応援したいという気持ちで支援をすることが多いため、その後もお店のファンになってくれることが多々あります。ファンを作るということは、飲食店を経営するうえで、長期的に見ても大きなメリットとなります。

メリットは支援者にも

飲食店がクラウドファンディングをするメリットは、お店にとってだけではありません。たとえば、「支援を通じて好きなお店の応援ができる」「お店の想いやストーリーを知ることで、より親近感が沸く」「支援を通していろいろなリターンが受けられる」など支援者側にも嬉しいメリットがあります。

飲食店がクラウドファンディングを成功させる5つのポイント

それでは飲食店がクラウドファンディングを成功させるためにはどうしたらいいのでしょうか?飲食店のクラウドファンディングを成功させるためには、「いかにお店のファンになってもらうか」が重要です。下記に5つポイントをまとめました。

ポイントその1:必要な情報を自分の言葉で伝える

プロジェクトの説明で必要な情報は主に、「プロジェクトを立ち上げた動機」「プロジェクトを通して実現したいこと」「集まった資金の使い道」「リターンの説明」です。これらを、“自分の言葉”で伝えることで、お店のカラーがより伝わりやすくなります。

ポイントその2:画像や動画でさらに分かりやすく

プロジェクトの説明に画像や動画を添えることで、視覚的にも印象に残り、より分かりやすくなります。クオリティの高い画像や動画であれば、さらに関心が高まることでしょう。特に、アイキャッチ画像はユーザーにとってプロジェクトページの中身を見るかの大きな判断材料になるため、分かりやすく魅力の伝わる画像を作りましょう。

ポイントその3:ターゲットを想定してリターンを用意しましょう

クラウドファンディングに初めて挑戦する方からは、「リターンに何を設定したらいいのかわからない」といった声が多々あがります。

クラウドファンディングは「インターネット上で不特定多数の人に対して支援を募る手法」ですが、支援者の3分の1程度は知り合いの方と言われることが多く、まずは自分の身の回り人から盛り上がりを作っていくことが支援を集める上で非常に重要です。

そのためリターンに関しては、身近な人をイメージしながら、その人たちが喜ぶであろうものを設定していきましょう。リターンを設定する際には、様々な金額帯や種類を用意しておくと、様々なニーズに応えることができ、支援が集まりやすくなります。なかなかイメージがわかないという方は、プロジェクト実施前に周りの方に「どんなリターンだったら支援したいか」実際にヒアリングしてみるのもいいでしょう。

また、飲食店の場合は、「来店できる方」と「来店できない方」双方に向けて、「お店で利用できるリターン」と「自宅にお届けするリターン」を用意すると支援者の幅が広がります。特に、「自宅にお届けするリターン」を設定することで、自分のお店の立地に関係なく、全国の方々から支援を集めやすくなります。

▼実際のリターン設定例
《お店で利用できるもの》
・割引券(ドリンク1杯提供・◯円分割引)
・会員権(1年間◯%OFF・半年間最初の1杯無料など)
・お店を貸切にできる権利
・お店でイベントが開催できる権利
・イベントに呼べる権利

《自宅にお届け》
・プロジェクトにまつわる食べもの
・グッズ
・プロジェクトや地域にまつわる特産品

《その他》
・お名前掲載(SNS・お店・サイトに支援者さまのお名前をご掲載)
・ノウハウを共有(レシピや作り方を教える、など)
・コラボ商品の開発

ポイントその4:公開前に事前告知を行いましょう

クラウドファンディングは、「公開して最初の1週間」と「最後の1週間」に支援が入りやすい傾向があります。支援を集める最初のチャンスである、「最初の1週間」に支援を集めるためには、公開前からの事前告知が非常に重要です。

国内最大のクラウドファンディングサイトであるCAMPFIREでは、プロジェクト公開前からプロジェクトを見せることができるように「限定公開URL」という機能が備わっています。こういった機能を活用しながら、プロジェクト公開前から、事前告知を行っていきましょう。

また、CAMPFIREではプロジェクトを「お気に入り登録」してもらうと、プロジェクト公開時の通知や活動報告更新、目標達成時などにメールで通知が行くので、「限定公開URL」を拡散する際に「お気に入り登録」をしてもらうのがおすすめです。

>>>限定公開URLについて

ポイントその5:公開後も継続的に情報発信

公開後も継続的にプロジェクトの発信を行いましょう。活動の途中経過をまめに発信することで、共感や信頼が高まり、ますます支援者が増えていきます。

また、リアル店舗で発信できる場合はチラシやポスターを準備し、店内に掲載するのがおすすめ。すぐに支援ができるよう、QRコードをつけておくと支援への誘導ができるので、ぜひお試しください。

飲食店のクラウドファンディング成功事例

それではここで、クラウドファンディングを成功させた飲食店の事例をいくつかご紹介します。

お店の開業資金集めにクラウドファンディングを活用


【支援者】650人
【当初の目標金額】3,000,000円
【実際に集まった支援総額】6,897,108円

本プロジェクトでは、「昆虫食への固定概念を払拭し、その魅力を伝える。」をテーマにしたお店「ANTCICADA(アントシカダ)」をオープンするための開業資金集めにクラウドファンディングを活用。

昆虫食には馴染みがない方も多く、ネガティブなイメージが先行しがちなので、プロジェクトページを通じて熱い想いや昆虫食の魅力をたっぷり伝えることを重視。

リターンには「食事券」や「Tシャツなどのグッズ」の他にも、「講演会」や「バーベキューイベントへの参加券」など、プロジェクト実行者と支援者がコミュニケーションを取れるリターンを多く設定しています。

「昆虫食ケータリング」や「虫にお困りのお家訪問」といった他ではなかなか真似できないユニークなリターンもあり、プロジェクト起案者の特色が強く出ていたのが特徴的なプロジェクトでした。

>>「虫たちの魅力を世界に届けたい!地球を味わうレストラン「ANTCICADA」開業。」の詳細はこちら

クラウドファンディングでお店の会員権を販売

渋谷の雑居ビルに「完全会員制パフェバー」誕生。CAMPFIRE先行で会員を募集
【支援者】568人
【当初の目標金額】500,000円
【実際に集まった支援総額】8,385,600円

渋谷の雑居ビルに、住所非公開、完全会員制で誕生したパフェバー「Remake easy(リメークイージー)」が起案したプロジェクト。オープンを記念して、会員をクラウドファンディングで先行募集したものです。

「隠れ家」「禁断のパフェ」「美しいパフェとカクテルの至福のペアリング」など、プロジェクトにちりばめられた魅力的なキーワードと、フォトジェニックなメニュー写真の数々が、大人たちの心をわしづかみに。結果、プロジェクト目標の1,677%にも及ぶ、多くの支援が集まりました。

>>「渋谷の雑居ビルに「完全会員制パフェバー」誕生。CAMPFIRE先行で会員を募集」の詳細はこちら

クラウドファンディング限定の特別プランを販売


【支援者】169人
【当初の目標金額】470,000円
【実際に集まった支援総額】2,120,800円

パティシエ出身の夫婦二人で営む小さなレストラン「リネディ(L’inedit)」。パティシエ夫婦だからこそ生み出せる、新感覚のカジュアルフレンチを提供しているお店です。

本クラウドファンディングでは、クラウドファンディングでしか購入できない特別なプランをCAMPFIRE限定で販売。

クラウドファンディングを通じて特別プランを販売することで、単に販売するだけではなく、お店のストーリーやこだわりなども伝えることができお店のファン獲得につながりました。

>>「パティシエ出身の夫婦が作る、幸福なフレンチ。東麻布の隠れ家が特別プランをご用意」の詳細はこちら

お店存続のためにクラウドファンディングを活用


【支援者】950人
【当初の目標金額】3,000,000円
【実際に集まった支援総額】6,544,876円

静岡県にある地域密着型のコーヒー屋「ハグコーヒー」が、コロナウイルスによる存続危機を乗り越えるためにクラウドファンディングに挑戦。

公開1日で目標金額300万円を達成。既存のお店のファンから情報が拡散され、多くの支援が集まりました。ハグコーヒーがこれまで積み上げてきたお客様との絆が可視化されるきっかけにもなりました。

好きなお店が困っているとき、「どうやって応援したらいいんだろう」と思う人も多くいるので、受け皿としてクラウドファンディングを活用するのも有効です。

>>「地域創生を目指して!ハグコーヒー存続のためにご支援ください。」の詳細はこちら

コロナ危機でクラウドファンディングを活用し食事券を販売

今こそ、串カツで笑顔に!!一緒にコロナを乗り越えましょう!!
【支援者】2,118人
【当初の目標金額】10,000,000円
【実際に集まった支援総額】38,204,480円

串カツ田中は、「串カツを日本の食文化にしたい」という志のもと、全国展開1000店舗を目標に、現在約270店舗を展開している串カツ店。新型コロナウイルス感染拡大下で不安を抱える社会に、「串カツで笑顔を生んで社会貢献をしたい」という思いからクラウドファンディングをスタートしました。

店主の志は多くのファンの心をつかみ、また、テイクアウトもできる食事券や、オリジナルTシャツなど、お得でユニークなリターンが魅力となり、目標をはるかに上回る支援が集まりました。

>>『今こそ、串カツで笑顔に!!一緒にコロナを乗り越えましょう!!』の詳細はこちら

お店経営にクラウドファンディングを上手に活用!

飲食店のクラウドファンディングは、お店のファンを増やすこともできるので、一時的な資金調達だけではなく、長期的に見てもメリットがあります。上手に活用すれば、お店の経営にとても大きな力となることでしょう。

日本最大級のクラウドファンディング「CAMPFIRE」では、たくさんの飲食店がクラウドファンディングを利用し、目標を達成しています。多くの実績と安心のシステムでサポートいたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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