新潟県でどんなクラウドファンディングが実施されたかを知りたい方へ、話題となった新潟発のプロジェクト事例をご紹介します。これからクラウドファンディングを立ち上げようと思っている方も、要チェックです。
新潟発!話題のクラウドファンディング事例10選
ここでは、国内最大のクラウドファンディング「CAMPFIRE」で起案された新潟発のプロジェクトの中から、話題となった10例をえりすぐりでピックアップしました。
創部以来初!全国大会出場へ(新潟大学女子サッカー部)
プロジェクトを起案したのは、新潟大学女子サッカー部。2021年12月に兵庫県で開催される、第30回全日本大学女子サッカー選手権に北信越代表として出場することになり、その遠征費を募ってクラウドファンディングが立ち上げられました。
2021年現在、部員数は20名。大学全学部の学生が在籍し、サッカー歴1年未満から10年以上まで、多様な経歴の選手で構成されています。大学からサッカーを始めた選手もいる中で、巡回指導員の方に指導を仰ぎながら、限られた時間の中で工夫しながら練習メニューを考え、日々切磋琢磨してきた選手たち。その努力が実り、創部以来初となる全国大会への切符を獲得することができました。
しかしながらこのコロナ禍では、選手それぞれが遠征費を捻出するのも厳しい状況。そんな中、なんとか全国の舞台で戦いたいとの思いで立ち上げられたのが、今回のクラウドファンディングです。女子サッカー選手は、大学進学を機にサッカーを辞めてしまう人も少なくないのだそう。「全国大会出場を実現させることで、サッカーを続けたい学生たちに、続けられる場を示し、その気持ちを後押しできれば」。プロジェクトには、そんな思いもあります。
「女子サッカーをもっと盛り上げたい!」。新潟大学女子サッカー部のそんな熱い思いがいっぱいに詰まったプロジェクトは、終了を前にして、目標の倍以上の支援を集めながらラストスパートで進行中です。
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新潟に「建築×本×珈琲」の新しい公共空間を創ります!!【異人池建築図書館喫茶店】
新潟県新潟市にある「異人池ハウス」に、建築・本・カフェを軸とした、イベントなども行えるパブリックスペース「異人池建築図書館喫茶店」を作ろうというプロジェクト。プロジェクトでチームを組んだのは、株式会社東海林健建築設計事務所の代表取締役・東海林健さん、デザイントーク株式会社の代表取締役・宮⽥⾥枝⼦さん、有限会社la Luce e L’ombraの代表・⻄村遼平さんです。東海林さんは建築家、宮田さんはクリエイティブディレクター、西村さんはフードプロデューサーとしてプロジェクトを支えます。
建築家の東海林さんは、近隣の小学校で建築についての出前授業をするなど、街の人に建築が身近になることを目指した活動を以前から行っていました。その一環で2020年6月に、自分の建設事務所を地域の人に開放。訪れる人たちが思い思いに事務所で過ごす様子を見ているうちに、建築をはじめ物語や写真・アートなど、事務所にあるすべての本が街の資産になるのではないかと考えるようになりました。
そこで思いついたのが、今回のプロジェクト。事務所の隣に新たな専用スペースを借り、より広く快適な空間に、新しいパブリックスペース「異人池建築図書館喫茶店」を作ろうという計画です。
思い描く異人池建築図書館喫茶店のイメージは、大人から子どもまで、思い思いの利用方法で遊び、学び、集えるパブリックスペース。本を通したさまざまな出会いを想定した、居心地のよい内装デザインを考えています。
例えば図書館の大きな窓辺の席は、趣深いケヤキの木が見える風景を眺めながら、本を読んだりコーヒーを飲んだり、リモートワークなどもできる空間。カフェメニューには、焙煎にこだわったハンドドリップコーヒーや、軽食・スイーツがそろいます。
窓辺の席のとなりには、大きなテーブルを設置し、ワークショップや建築模型づくりなどが行える空間に。おしゃべりや打ち合わせをしたい人にはテーブル席を、1人静かに過ごしたい人には特別なソファー席を準備する予定です。
図書館には、東海林健建築設計事務所が所有している、県内どの図書館や書店よりも充実した本のラインナップに加え「一箱本棚オーナー」と称し、60に仕切られた小さな本棚それぞれのオーナーを募集。オーナーが好きな本を自由にディスプレイする空間は、本を通したさまざまな出会いをイメージしています。
今回のクラウドファンディングで集まった支援金は、オープニングイベントや開業資金に充てられる予定です。異人池建築図書館喫茶店のグランドオープン予定日は、2022年1月23日(日)。オープンを楽しみにする多くの支援者により、プロジェクトは目標を超える支援金を獲得しました。
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ボードゲーム【モンスターコロシアム】開発プロジェクト
自分たちのオリジナルボードゲーム「モンスターコロシアム」を作ろうというプロジェクト。起案者は、モンスターコロシアムを制作する無界とぱごすの2人組「Laugh Games(ラフゲームズ) 」です。
もともと、カードゲームでオリジナルシステムを考えるのが好きだったという無界さん。5年前にボードゲームと出会い、楽しさや経験を重ねるうちに、オリジナルゲームをつくりたい気持ちが芽生えました。ゲームつくりに試行錯誤する中で、昨年秋に考案したゲーム・モンスターコロシアムを、おもしろいと言ってくれたのがぱごすさん。一緒にゲーム作りを手伝ってくれることになり、今回のクラウドファンディングが立ち上げられました。
モンスターコロシアムは、ダイスを自分のモンスターに見立てて、コロシアム内に投げ込み、出たダイスの目の合計値で競うゲーム。ただダイスを投げ入れるだけでなく、相手のダイスに当てることで出る目を変えさせたり、コロシアム内にある穴に落としたりもできます。落ちたダイス(モンスター)はそこで終了となる、まさにハラハラドキドキのサバイバルダイスアクションゲーム。
コロシアムは、モンスターたちが住む4つの大国をテーマに展開し、プレイヤーは4つの大国を制覇すべく、生き残りをかけて戦います。各地方(エリア)にいるモンスターたちをスカウトし仲間を増やす「スカウトフェーズ」と、集めたモンスターを持合いコロシアムで戦う「バトルフェーズ」の2つで構成され、よりストーリー性が高められている点も◎
各モンスターには、エリアによって得意・不得意のパラメーターがあり、モンスターカードに記載されています。バトルフェーズでは、使うモンスターのカードの指示に従って、指定されたダイスを決められた順番に投げ込むルール。単にダイスを投げ入れるだけでなく、勝敗を左右するのに作戦が必要になる点が、ゲームのおもしろさに奥行を持たせています。
【モンスターコロシアムのこだわり】
・地元新潟の専門学校生が、ゲームのキャラクターイラストをデザイン
・コロシアムとして使用するゲームの箱は、ケーキの9号サイズほどのダイナミックなサイズ感
・ダイスがより跳ねるよう、箱には段ボール素材を使用
・プレイヤーのライフ管理は、コロシアムの壁に挟むクリップを使用。分かりやすく、視覚的な充実感も◎
・漫画家の鈴木いこ先生がデザインを手掛ける拡張カードで、モンスターの追加ができるルールを設定
今回のクラウドファンディングでお届けするモンスターコロシアムは、通常4人でプレイするところを、5人でプレイできる特別仕様でお届けします。
Laugh Gamesの記念すべき最初の作品となる「モンスターコロシアム」。工夫やこだわりがいっぱいに詰まったボードゲームは多くの人の関心を呼び、目標の3倍を超える多くの支援を獲得しました。
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ラーメンで人を幸せに!
プロジェクトを起案したのは、新潟県妙高市出身のプロスノーボーダー・平本洋太さん。中学のころからスノーボードを始め、キャリア20年にしてプロ資格を取得しました。また、父親の病気を機に、実家のペンションの食堂を活用したラーメン店「ラーメンひらもと」をオープン。スノーボードをする傍らで、店を8年間切り盛りしてきました。今回のクラウドファンディングは、そのラーメンで新店舗をオープンしようという試みです。
ラーメンひらもとは、スキー場がオープンしている冬季限定の営業でしたが、下積みもなく始めたラーメンづくりに試行錯誤を繰り返すうちに、多くの人に足を運んでもらえるようになりました。そんな中「いつかは自分の店を持ちたい」という気持ちが次第に芽生え始めた平本さん。しかしそんな思いとは裏腹に、なかなかその一歩が踏み出せないまま、変わり映えのない日々を過ごしていたそうです。
そして迎えた2020年、新型コロナウイルスの影響で、店も自身の生活も大きく変わることに。ラーメン屋の客足も途絶える中、仕事にも就けず、生活がどんどん追い込まれていきました。今までの自分を振り返り、まだ何も残せていないと痛感した平本さんは、かねての希望であった自分の店を持つ決意を、ようやく固めたのでした。
新店舗の準備は着々と進み、上越妙高駅西口駅前にあるコンテナハウスを利用した商業施設・フルサットに出店が決定。店名も「ラーメンひらもと」を改め「麺屋風花(めんやかざはな)」と命名しました。
イメージするのは、気軽に立ち寄れて、安心して食事ができる店。明るく清潔な店内で、産地の分かる素材を使い、化学調味料に頼らず作るラーメンは、気軽に食べられるものでありつつも、ちょっとした非日常気分がお届けできるような、見た目にも美しい仕上がりを目指します。
今回のクラウドファンディングは、仕入れや運転資金を募るだけでなく、より多くの人に店の開店を知ってもらい、足を運んでもらいたいと立ち上げられたもの。支援者へのリターンには、新店舗でのお食事券等が準備されました。
このコロナ禍に、自身を鼓舞して立ち上げたプロジェクトは多くの賛同を呼び、掲載期間終了を前に目標金額を達成。「目標を上回り集まった支援金は、返礼品だけでなく、目には見えない形でもしっかりと返していきたい」。平本さんは、そう決意を新たにしていました。
人生初の書籍を出版し、学生たちに配りたい!
プロジェクトを起案したのは、フラー株式会社創業者の渋谷修太さん。フラー株式会社10周年の節目に、渋谷さんが自身の書籍を出版することになり、今回のクラウドファンディングが立ち上げられました。
出版する書籍のテーマは「友達経営〜大好きな仲間とずっと一緒にいるために、会社を創った」です。渋谷さんは子どものころ、親の仕事の都合で転校が多く、友達と離れ離れになったり、暮らす場所が度々変わる生活をしていました。「友達と一緒に自分で会社を創れば、好きな場所で好きな仲間とともにずっと生きていける」。そんな思いもあり、友達と会社を経営することになりました。
「友達と会社を経営する事が本当に可能なの?」。そんな、誰もが抱いてしまうであろう疑問に答えるべく、この書籍では、渋谷さんが友達と起業をしたことで良かったこと、会社が大きくなるに連れて苦労したことなどが、赤裸々に描かれる予定です。
・幼少期のコンプレックスや親友との出会い・高専という進路選択について
・高専生活と共同創業者との出会い・挫折から会社を創るまで
・決して順風満帆ではなかった会社創業からこれまでのストーリー・会社の成長に伴う心境の変化
・地元新潟へのUターンを決意した理由・今後の展望
このような構成でストーリーが展開していきます。
今回の書籍出版にクラウドファンディングを活用する一番の理由は、自分が書いた本をできるだけ多くの人に読んでもらうためです。渋谷さんは集まった支援金を元に、全国の高専や新潟のさまざまな教育機関に、本を寄贈したいと考えています。
学生のころ、さまざまな本との出会いで人生が大きく変わる経験をしてきたという渋谷さん。「人生を変える本に学生時代に出会うことは、とても大切。身近な人が書いた本は、人生により影響を与える可能性がある」。そんな思いで立ち上げられたプロジェクトに、目標を上回る多くの支援が集まりました。
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新潟市・上古町商店街(カミフル)に「複合施設 SAN(さん)」がオープン!
新潟市中央区の上古町商店街(通称:カミフル)を拠点に、ちいさな複合施設「SAN(さん)」をつくろうというプロジェクト。起案者は、約10年の東京暮らしを経て新潟に帰ってきたばかりの、カナザワリカコさんです。
カナザワさんが思い描く「SAN」のイメージは「まちを体験するちいさな複合施設」。翌年には築100年を迎えようとしている長屋を舞台に、まちに暮らす人や遊びに来た人に向けてワクワクするようなモノやコトを提供する、新しいスタイルの施設です。
古町エリアでそれぞれに事業を行っている、フラワーショップや飲食店、デザイン会社、そしてカナザワさんが立ち上げた文化商店踊り場。この4つの事業が、2階建ての建物と奥庭で構成される施設に集結し、商店街のような空間を実現します。
【SANで提供されるサービス】
・古町の総合案内所として、オリジナルマップなど、まちを楽しめる情報を提供
・ちょっとしたデスクワークや打ち合わせもできるカフェエリア
・まち周辺を周遊し、さまざまな発見のきっかけをつくるレンタサイクル
・全国的にも世界をみても他にはない新潟の伝統菓子「浮き星(ゆかり)」の専門ブース
気軽に出店できるレンタルスペース
・書道・絵画・ワークショップ・英語・食など、子どもも大人も楽しめる寺子屋のような学びの場
・テイクアウトした飲食物を青空の下でゆっくり楽しめる奥庭スペース
・学び・各種相談・開発・制作などができるデザイン事務所や編集室
複合施設SANの中にあるカナザワさんの「文化商店 踊り場」は、県内外からのアーティストやゲストが出店し、イベントやワークショップを開催する新しいスタイルの店舗。出店者を短いスパンで変化させることで、さまざまな体験と出会える仕組みをつくります。まちの情報発信機能も備え「ここに来たら何かおもしろいものがある」訪れる人にそんな気持ちの基盤を作っていくのが「文化商店 踊り場」の役目です。
今回SANを創設するにあたり、デザインを担当する「合同会社アレコレ」代表・迫一成さんと、建築チームとして改修を担当する「新潟家守舎」の建築家・小林絋大さんが強力なパートナーとしてプロジェクトに参加。「SANを通して、人や物事が出会い、何かを始めるきっかけとなるような“未来の古町への種まき”をしたい」。そう意気込むカナザワさんのプロジェクトに、目標を超えた多くの支援が寄せられました。
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コロナ不況に屈しない!板前が勝負をかける冷凍「和風ピザ」
新潟にある「てのひら食堂」から生まれた「てのひら和風ピザ」を、全国の人に食べてもらおうというプロジェクト。起案者は、てのひら食堂店主・小澤一樹さんです。
てのひら食堂は「てのひら和風ピザ」をはじめ、本マグロやノドグロの刺身、出汁にこだわった淡麗ダブルスープのラーメン、和風ハンバーガーなど、和風の味をベースにしたノージャンルの料理が楽しめるお店。てのひら食堂のネーミングには「生産者のてのひら」から「料理人のてのひら」そして「お客様のてのひら」へつないでいくという意味が込められています。
また、料理や店内のいたるところにメッセージを含んでいるのも、てのひら食堂の大きな特徴です。「夢あるものを求む、夢を語れる場所」そんな思いが込められている「DREAM」の文字が入ったのれんが、入口でお客さんをお出迎え。店に入ると、店主が心の支えとなった名言をつづったポスターが、店内のあちらこちらに飾られています。
さらにメニューブックにも、今度はスタッフが好きな名言が掲載されていて、お客さんとのちょっとした話題づくりに一役買っているそうです。てのひら食堂は「今日夢を語り、明日粋に生きる!」。お客さんにとってそんな活力となるような店を目指しています。
もともと和食畑の板前だった小澤さんが、ピザづくりをするきっかけとなったのが、農家の方々を盛り上げようと企画されたイベントにて、ピザを提供したときのこと。鰹だしで仕込んだトマトソースにレンコンを合わせた、和風ピザ第1号となるピザをきっかけに、小澤さんはすっかりピザのとりこになったのです。
そんな中、青天のへきれきのようにやってきたのがコロナウイルスの感染拡大。手のひら食堂も例にもれず、大打撃を受けることになりました。しかし小澤さんはそれに屈することなく、逆にそんな今だからこそと奮起し、オンリーワンの和風ピザを開発して、通信販売をしようと思い立ちました。
イギリスからピザ窯を輸入し、毎日営業後に試行錯誤を繰り返した末ようやく完成したのが「てのひら和風ピザ」です。炭火焼チキンと蓮根・大葉香るトマト和風ピザや、照り焼きオイスターと赤玉ねぎ・鰹だし葱ソース仕立て和風ピザ、特選国産牛肉のローストビーフ・すき焼き和風ピザをはじめ、ご当地伝統食品の「なんばん味噌」を使ったオリジナル和風ピザなど、種類も豊富にそろいます。
小澤さんの好きな名言がそれぞれのピザのテーマとして結び付けてあるのが、てのひら食堂ならでは。まさに名実ともに、オリジナル感あふれるピザです。
今回のプロジェクトでは、クラウドファンディング限定メニューも準備。集まった資金は、材料費をはじめ、ピザをつくるための店舗改装費用に充てられる予定です。「コロナの不況に屈せず、ピンチをチャンスに変えて未来を切り開いていきたい!」。一度食べてみたくなるような和風ピザのリターンと小澤さんの心意気に、目標の倍以上の支援が集まりました。
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ルワンダの大自然で育てた高品質マカダミアナッツで美と健康をお届けしたい!
プロジェクトを起案したのは、新潟県にあるジュエリーナッツ・カンパニー株式会社。自社製造しているマカダミアナッツ商品で、多くの人に健康と美を届けようというプロジェクトです。
ジュエリーナッツカンパニーは、業務提携しているアフリカ大陸ルワンダの自然栽培農園から直輸入したマカダミアナッツを、加工・販売しています。大粒に実った高品質のマカダ
ミアナッツを仕入れられるのは、ジュエリーナッツならでは。作る人・食す人・皆が笑顔になるようにと「一粒がつなぐ幸せ One bringes Happiness toWhole」を会社のコンセプトにかかげています。
マカダミアナッツは、昨今大注目のスーパーフードです。ナッツに含まれる油分の80%以上が、体に良い不飽和脂肪酸のオレイン酸とパルミトレイン酸。なかでもパルミトレイン酸は、肌細胞の再生・修復に関与しているといわれていて、美容効果だけでなく、脳卒中予防や糖尿病予防、ダイエット効果にも期待が注がれています。
また、パルミトレイン酸の含有量がほかの食材と比べてもとても豊富。さらにマグネシウム・鉄・食物繊維などさまざまな栄養素が豊富に含まれていて、まさに万能食材といえる存在です。
コロナ禍で在宅時間が増え、運動不足や体力低下が問題視されている昨今「マカダミアナッツで多くの人に健康と美をお届けしたい」「多くの人にマカダミアナッツの良さを知ってもらいたい」。そんな思いから、今回のクラウドファンディングが立ち上げられました。
ジュエリーナッツカンパニーが直輸入するマカダミアナッツは、収穫後、農園併設の工場ですぐに真空パックされています。お届けする商品は、その新鮮なナッツに、一粒一粒手作業で独自のフレーバーをコーティングしたものです。それはまるで、素晴らしい原石を美しいジュエリーに磨き上げるかのような作業。でき上がったナッツは、まさにジュエリーのように美しい仕上がりです。
すべて天然のものを使用したフレーバーは、フルーツ、ココナッツ、グリーンティー、チョコレートに加え、さまざまなスパイスもラインナップ。見た目も美しく健康にも良いナッツのスイーツは、テレワークやお茶・お酒のお供に、ダイエット中のおやつにと、さまざまなシーンにフィットし、贈り物にもとても喜ばれそうなアイテムです。
世界から良いものを直接取り寄せ、地元の資源を使って加工し、地方から関東や関西などに広く流通させる。そういった流れを作ることで、地元経済にも貢献していきたいというのが、ジュエリーナッツカンパニーの思いです。
多くの人が健康に気を遣う昨今、ジュエリーナッツ・カンパニーが提供するナッツ商品は多くの人の関心を呼び、プロジェクトは目標を上回る支援を集めました。
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ジェラートが酒蔵を救う!? 酒粕と乳酸菌のW発酵からなる完全植物性ジェラート
酒粕と乳酸菌のW発酵からなる完全植物性の酒粕ジェラートを、全国の人にお届けしようというプロジェクト。プロジェクトを起案したのは、地域資源を使った商品プロデュースや、県内外へのプロモーション活動を行っている「FARM8」です。
新潟は、日本一酒蔵の多い県で、小さくてもこだわりのある日本古来の酒蔵が多く存在しています。しかし近年の大量消費・大量生産のあおりを受け、それら酒蔵の収益は圧迫されている現状で、廃業してしまう蔵も少なくありません。その状況をなんとか打開し、日本酒の可能性を引き出す術がないかと考えたのが、美容と健康に注目を集めている「酒粕」を活用した商品開発です。
近年スーパーフードとも呼ばれている酒粕ですが、多くの酒蔵では、大量の酒粕をうまく活用できず、結局は消費者に届けられないまま廃棄してしまっている現状でした。そんな中、新潟県では、以前より酒粕の可能性に着目し、酒粕が持つ酵母菌と乳酸菌のダブル発酵をさせた酒粕「さかすけ」の開発を進めていました。そこで今回はこの「さかすけ」に注目し、さかすけを利用したフローズンヨーグルトのようなジェラートを開発。それを多くの人に届けようと、クラウドファンディングが立ち上げられました。
試行錯誤の上完成したジェラートは、プレーン・苺・玄米珈琲の3種類を準備。原材料にさかすけとビートグラニュー糖(てん菜糖)、豆乳を使用した、100%植物性のジェラートです。植物性にもかかわらず、乳製品を使ったようなクリーミーさと酒粕の香りが口いっぱいに広がる、満足度の高い逸品。食べると、身体の内側からポカポカするような不思議な感覚が味わえます。
商品名は、酒造りの職人・杜氏(とうじ)にちなんだ「mui(むい)」に決定。杜氏の仕事は、冷水での樽洗いや米研ぎ、夜通し交代で行う仕込み桶の管理など、寒い・眠い・煙いの3つの「むい」に耐えなければ勤まらないといわれています。「mui」という名前には、そんな風に酒が造られるまでの、人の手仕事の大切さや思いが込められています。
新潟自慢の酒蔵を守っていこうと立ち上げられた今回のプロジェクトは、無事、目標の支援を獲得し、酒蔵と消費者をつなぐ架け橋の第一歩となりました。
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新米1万杯プロジェクト!魚沼からひとり親家庭の子どもたちを笑顔にしたい!
コロナ禍で生活が困窮しているひとり親家庭に、新米を贈ろうというプロジェクト。起案者は、新潟県魚沼市で農家を営んでいる「株式会社百笑縁ファーム」の坂本淳さんです。
厚生労働省が2020年7月に公表した「2019年国民生活基礎調査」によると、2018年度の子どもの貧困率は14%、さらにひとり親世帯になると48.3%、約2人に1人が相対的貧困の状態であることが分かりました。相対的貧困とは、その国や地域の生活水準と比較して困窮している状態で、具体的には世帯所得が、その国の等価可処分所得の中央値の半分に満たない状況を指します。
日本には、家庭の状況から、満足に食べることさえも我慢している子どもがたくさんいる。そのことを知った坂本さんは、何とかこの現状を少しでも変えていきたいと常々考えていました。これまでも自社で生産したお米の寄贈活動は行ってきたものの、自分たちの力でできるのは、中米(規格外品)を提供するのが精一杯な状況。そこで、多くの人の力を借りるべく、今回のクラウドファンディングが立ち上げられました。
集められた支援金から、1世帯あたり3kgの魚沼産コシヒカリの新米(ごはん茶わん40杯分)を届けようという計画。目標支援金額は100万円で、250世帯へのお米(ごはん茶わん1万杯分)の配布を目指します。
準備したお米は、全て「NPO法人グッドネーバーズ・ジャパン」に寄贈予定。グッドネーバーズ・ジャパンは、ひとり親世帯のフードバンク「グッドごはん」を実施している団体。「ひとり親家庭等医療費助成制度(マル親)医療証」を持つ家庭にのみ食料の配布を行っているので、必要としている人の元へ確実にお米を届けられます。
「自分たちが作った最高の新米で、1人でも多くの子どもたちをおなかいっぱいにしたい」。そんな思いで立ち上げられたプロジェクトに、支援の輪が大きく広がりました。
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新潟県でクラウドファンディングをやるならCAMPFIREがおすすめ!
日本最大のクラウドファンディングCAMPFIREでは、新潟からも日々たくさんのプロジェクトがさまざまな用途で起案されていて、多くの支援を獲得しています。
掲載費用は一切かからず、担当スタッフがプロジェクトの起案から実施に至るまで手厚くサポートしてくれるので、初めての方でも安心です。新潟でクラウドファンディングを始めるなら、まずはCAMPFIREのサイトをチェックしてみましょう。