基礎知識

NPOの資金調達ってどんな方法があるの?NPOの資金調達の種類を解説!

NPOにとって、活動を継続していくための資金調達手段を考えるのは、悩ましい課題ではないでしょうか?本稿では、NPOにおける資金調達の種類や方法を徹底解説。新たに注目を集めている、クラウドファンディングを利用した資金調達方法についても深堀りしてお届けします!

NPOにおける資金調達とは?種類別に解説

NPOにおける資金調達といえば、活動にかかる資金を調達することです。非営利で活動するNPOのほとんどは、例えば交通費や人件費、広告宣伝費など、活動に必要な資金を外部からの支援に頼らざるを得ないのが現状です。

ここからは、資金調達の方法を種類別にご紹介します。

寄付

活動の賛同者から寄付を募る、資金調達の方法です。支援者が活動に賛同した上で寄付をしてくれるため、集まった資金を比較的自由な用途で使えるのがメリット。支援者に対して定期的な活動報告を行うことで、より信頼が深まります。

最近では、NPOが寄付を募るだけではなく、バースデードネーションや寄付キャンペーンなど、第三者が寄付を募り、団体に寄付をするというケースもよく見られるようになりました。

会費

団体の支援者に会員になってもらい、会費を募る方法があります。会員は会費を支払うことで、例えば議決権など定款上の権限が付与されます。

助成金・補助金

行政や民間などの基金や財団が定める基準をクリアすることで資金の提供が受けられる、「助成金」や「補助金」で資金調達をする方法があります。助成金・補助金の種類によって審査内容や金額等が異なるので、各情報を確認しましょう。

便利な助成金検索サイトがありますので、利用するのもひとつの方法です。

事業収益

NPOは基本的に非営利な団体ですが、収益が発生することもあります。例えば、障がい者の就労支援活動を行うNPOが経営するショップに売上が発生するケースなどが、それにあたります。

また、行政の予算を使ってその業務を請け負う、「委託事業」で資金を調達する方法もあります。行政の予算を使って業務を行う性質上、少し制約があるのが特徴です。

クラウドファンディング

クラウドファンディングとは、「群衆(クラウド)」と「資金調達(ファンディング)」を組み合わせた造語で、「インターネットを介して不特定多数の人々から少額ずつ資金を調達する」ことを指しています。

資金調達といえば、一般的に金融機関からの借入や関係者・ベンチャーキャピタルによる出資などがあげられます。クラウドファンディングは、そういった資金調達にはない「手軽さ」や「拡散性の高さ」、「テストマーケティングにも使える有用性」といった点が魅力的な新たな資金調達の仕組みとして近年注目されています。

>>クラウドファンディングについてもっと知る

ソーシャルグッドに特化したクラウドファンディングサービス「GoodMorning」

ご紹介したように、NPOで資金調達をする方法はいくつかありますが、それぞれに段取りが大変だったり、制約を抱えるといった一面もあります。そんな中、NPOの新たな資金調達の手段として、クラウドファンディングに注目が集まっています。

日本最大のクラウドファンディングプラットフォームであるCAMPFIREには、ソーシャルグッドに特化したクラウドファンディングサービス、「GoodMorning」があります。ソーシャルグッド専任のプランナーが、プロジェクトを手厚くサポートしてくれるのが魅力です。

GoodMorningでは、単発で資金を調達する方法、マンスリーサポーターを募る方法、この2つの資金調達方法を採用。ここからは、その2つの方法を解説していきます。

単発で資金を調達

プロジェクトの公開期間内に、目標の資金を集める方法です。目標金額は自分で設定し、募集期間も、定められた期間内であれば自由に設定が可能です。

募集方式は、目標金額を達成しなくても終了日までの支援金が受け取れる「All-In 方式」と、期間内に目標金額を達成した場合のみ支援金が受け取れる「All-or-Nothing 方式」の2つから選べます。

>>「GoodMorning」の詳細はこちら

マンスリーサポーターから継続的に資金を調達

継続的に支援を募りたい場合は、マンスリーサポーターを集める方法があります。支援者から、月額の支援金を継続して受け取ることができるのが特徴です。いかにプロジェクトの趣旨を明確に伝え、活動のファンになってもらうかが成功の鍵となります。

いずれの方法も、リターンが発生しない分、お礼のメッセージや活動報告を定期的に行うなどして支援者との信頼関係を保つことが、クラウドファンディングプロジェクトを進めて行く上で大切なポイントです。

NPOの資金調達にクラウドファンディングを利用した事例

ここからは、GoodMorningのクラウドファンディングサービスを利用して単発で資金を調達したNPOと、マンスリーサポーターから継続的に支援を受けているNPO、それぞれの事例をご紹介します。

単発編:soarを生きづらさや困難がある人たちの「情報のセーフティネット」にしたい!

soarを生きづらさや困難がある人たちの「情報のセーフティネット」にしたい!
NPO法人「soar」は、「誰もが自分の可能性を活かして生きる未来をつくる」をビジョンに活動しているNPO法人。非営利のウェブメディア「soar」を通して、病気や障害、貧困など、さまざまな生きづらさや困難のある方たちへのサポート活動や、当事者のストーリーを紹介しながら、同じ困難を持つ方々に向けた情報を発信しています。

代表の工藤さんが、2015年12月に自己資金で小さくスタートしたメディアサイトは、現在月間で30万人、年間で280万人以上の方に読んでもらえるメディアへと成長。これは、社会課題に関する情報を発信するメディアの中では、日本最大級の規模と言えるものです。

今回のクラウドファンディングプロジェクトは、自己資金で始めたメディアサイトを、もっと多くの方の力になれるサイトにリニューアルするために起案。困難を抱えたより多くの方たちへのサポート情報を可視化すべく、“たくさんの情報が掲載されていて、情報が探しやすく、読みやすい”サイト「情報のセーフティネット」への規模拡大を目指します。

身内の方が精神疾患を患った経験から代表工藤さんが強く訴えるのは、困難を抱えた方々への情報の必要性。その思いはやがて多くの人の共感を呼び、プロジェクト開始当初の目標であった支援金額8,000,000円をはるかに超える、10,471,000円もの支援が集まりました。

>>「soarを生きづらさや困難がある人たちの『情報のセーフティネット』にしたい!」の詳細はこちら

マンスリーサポーター編:少年院を出院した子どもたちに寄り添い、更生自立を支え続けるプロジェクト

少年院を出院した子どもたちに寄り添い、更生自立を支え続けるプロジェクト
認定NPO法人「育て上げネット」は、主に「ひきこもり」や「ニート」と呼ばれる若者たちが、再び社会的所属を獲得できるできるように支援活動を行っている団体。支援内容は、当人たちの支援にとどまらず、その保護者を対象とした相談支援、無業化リスク予防のための教育・学習支援など多岐に渡ります。

今回のクラウドファンディングプロジェクトで目標とするのは、「育て上げネット」が活動を行う中で出会った、“少年院”や“少年鑑別所”に入った経験がある若者たちへの支援。厳しい社会の目や社会的不利な状況に苦しむ彼らを支援することで、再犯リスクを抑えるだけでなく、更生や自立を目指します。

プロジェクトでは、

1.「働く」支援:出院後、食料や家電など緊急を要する生活支援を行いながら、就活や仕事体験などを支援
2.「働き続ける」支援:新しい職場で働く彼らの相談に乗りながら、本人が精神的な自立を果たすまで寄り添い続ける支援
3.スキルトレーニング支援(在院中+出院後):高卒認定資格の取得や基本的なパソコンスキルを身につけるためのトレーニングを行う支援

この3つの支援を柱としたマンスリーサポーターを募集。サポーターメンバーになると、毎月活動レポートが配信されるほか、寄付金控除の税制優遇が受けられます。彼らの活動には多くの支援者が関心を寄せ、2021年4月10日現在、98人ものメンバーが月額1,000円のサポーターとして活動を支えています。

>>「少年院を出院した子どもたちに寄り添い、更生自立を支え続けるプロジェクト」の詳細はこちら

NPOの資金調達にはクラウドファンディングが便利!

ご覧いただいたように、NPOの資金調達手段として、クラウドファンディングの活用はとても有効です。活動を幅広く知ってもらえる上に、支援する側にとっても、ネット上で手軽に支援ができるというメリットがあります。

CAMPFIREグループのひとつ「GoodMorning」は、ソーシャルグッドに特化したサービスで、専門性が高いのが魅力。そういったジャンルへの支援者を集めやすいのが特徴です。クラウドファンディングでNPOの資金調達をお考えの際は、ぜひ一度相談してみてはいかがでしょうか。

>>クラウドファンディングのご相談はこちら

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