明治時代に生まれた鞘付きナイフ「肥後守(ひごのかみ)」。古式に則った技法で、一振り一振り丁寧に鍛錬された逸品です。現在「肥後守」を製造しているのは、“永尾かね駒製作所”の一軒のみ。“五代目”が魂を込めて鍛造した「肥後守」は海外の愛好家からも多くの支持を集め、近年では注文しても約1年待ちだと言います。非常に希少価値の高い伝統的なナイフですが、今回クラウドファンディングサイト・CAMPFIREでは支援プロジェクトを展開していました。
五代目の鍛造と精魂を込めた研ぎ技が創る肥後守ナイフの逸品定光作
https://camp-fire.jp/projects/view/371827
年に一度しか鍛造されない入手困難な「多層鋼割り込み」!?
そもそも「肥後守」は一体どのように製造されるのでしょうか。まずは色で温度を見極めて鎚を打つ“鍛造”に着手。刃を鎚で鍛えることで“折れにくく切れやすい刃”に仕上げますが、温度と状態の見極めが非常に難しいため“熟練の鍛冶職人”しかできません。
他にも数種類の研磨機を駆使して、“荒研ぎ・中研ぎ・仕上げ研ぎ”などをおこなっていきます。永尾かね駒製作所の五代目・永尾光雄さんは様々な製造工程を挟み、洗練された「肥後守」を作り上げていました。
今回の同プロジェクトでは、3種類の「肥後守」を用意。1つ目は年に一度しか鍛造されないという入手困難な「多層鋼割り込み」。全長210mm、刃渡り90mmの特大サイズで、何層にも重なる“美しい刃紋”が特徴的です。
そして2つ目は「桜の樹皮装飾鞘」。1年以上かけて陰干し&水分を抜いた「東北ヤマザクラの樹皮」を昔ながらの技法で鞘に装飾しています。
最後の「青紙割込 真鍮鞘」は、長年多くの人に愛され続けている「肥後守」の代表的な仕様。初めて使う場合や、親子でえんぴつ削りの練習をする際におすすめですよ。
リターンには「肥後守」と「桐箱」がついてくる他、全てのコースに“竹とんぼの材料キット”が付属。同プロジェクトを立ち上げた発案者の「親子でモノづくりをする時間を楽しんでいただきたい」という思いから、手作り材料キットを準備したようです。
実際に30%オフ(10,500円)のコースを見ていくと、「定光作 肥後守ナイフ 青紙別打ち(大・1丁)」「とんぼ用板材(5枚)」「とんぼ用竹ひご(5本)」「荒用&仕上げ用紙やすり(各1枚)」といった内容が用意されていました。また中には20%オフ(33,600円)で“多層鋼別打の肥後守”をもらえるリターンや、同じく20%オフ(15,040円)で“桜鞘付きの肥後守(黒)”が手に入るリターンも。どれも魅力的なコースですが、全て“数量限定”なので早めにチェックしてみてくださいね。
熟練の鍛冶職人が手掛ける「肥後守」をゲットできる貴重なチャンスかもしれません。
五代目の鍛造と精魂を込めた研ぎ技が創る肥後守ナイフの逸品定光作
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