セラピー犬と一緒に香川県内の高齢者福祉施設へ訪問し、動物介在活動を続けてきた「NPO法人UKドッグセラピー協会」。お年寄りの笑顔とぬくもりが大好きなセラピー犬にとって、人とのふれあいが一番の喜びのようです。でも現在は感染症拡散防止の自粛要請を受け、セラピー犬の活動は停止中。活動の場を増やすため、クラウドファンディングサイトCAMPFIREを通して“子どもたちへの個別ふれあい活動への支援”の募集をスタートしました。
【香川】今、活動停止しているセラピー犬。必要としている人とふれあう機会を作りたい
https://camp-fire.jp/projects/view/293363
セラピー犬に活躍の場を作ってあげたい!
“セラピー犬とのふれあい”を体験できる場を作るために始動した同プロジェクト。集まった支援金は個別ふれあい体験実施費用の他、「困難を抱える子どもたちへのセラピー犬ふれあい活動」の資金として利用される予定です。
協会で活躍するワンちゃんは、これまで多くの人とふれあってきたベテランのセラピー犬ばかり。新しく覚えた芸を披露したり、自慢の毛並みを撫でてもらうなどたくさんの笑顔を届けてきました。中には経験の少ないワンちゃんもいるようですが、今回のプロジェクトによって「新米のセラピー犬にも実践の場を作ってあげられるかも」と期待されています。
高齢者福祉施設の他に幼稚園での教育活動に携わっていたこともあるため、子どもとのふれあいもお手のもの。“困難を抱えてしまった子どもたち”に笑顔を届けることも、ワンちゃんたちにとっては大きな目標です。
実際に個別ふれあい体験を実施する際は、ワンちゃんたちに対する感染症対策も徹底。飼い主は獣医師のもとで、日頃からセラピー犬の健康管理をおこなっています。さらにふれあいの前日にはシャンプーで体を洗うなど、感染リスクの軽減は抜かりありません。人々とのふれあいが日常だったワンちゃんたちも、新たな交流の機会を今や遅しと待っているようです。
リターン品にはセラピー犬と30分間ふれあえるコースや、ワンちゃんの写真がプリントされたオリジナルのうちわがもらえるプランが設けられています。その他にも、モニター越しでワンちゃんに会える“オンラインふれあい”といったコースが。ふれあいプランには10,000円から申し込めるので、たくさんの人に笑顔を届けるセラピー犬の魅力が気になった人はぜひともチェックしてみてくださいね。
目標金額600,000円に設定された同プロジェクトには、現在601,000円の支援金が集まっています(2020年7月16日現在)。テレワークで在宅が増えて外出を控える今、心がどこか疲れている人はセラピー犬との癒しの時間を楽しんでみてはいかがでしょうか?