コラム

東京の森から生まれた玩具を「こども食堂」に贈りたい! 地域産業を支える新たなプロジェクト始動

「NPO法人 全国こども食堂支援センター・むすびえ」が運営する子どものための食事施設「こども食堂」。子ども1人でも無料または定額で食事を楽しめる憩いの場として注目を集めているようです。クラウドファンディングサイト・CAMPFIREでは、「こども食堂」に“東京の木”から作られた玩具や食器を贈るプロジェクトがスタート。子どもに笑顔を届けるだけでなく、地元の木工業も元気になると期待が寄せられています。


未来と笑顔をつくるこども食堂を支援したい! 〜東京の森ができること見つけました〜
https://camp-fire.jp/projects/view/284242

東京の森を次世代に繋ぐ新たな循環を作りたい!

プロジェクトを企画したのは、東京で流通関係の仕事に従事している羅久井俊介さん。仕事の中で“必要な人へ必要なものを届けることの大切さ”を痛感した羅久井さんは「地産地消」をテーマに、東京の保育園や幼稚園に木の玩具をプレゼントする活動を実施していました。

もっと東京の森の資源が社会に貢献できることはないかと考えていた羅久井さんは、SNS上で「知育系のおもちゃを色々買ってあげたいけど、経済的にも厳しい」という悩みを発見。クラウドファンディングを利用すれば多くの子どもに木の玩具を贈ってあげられるかも、と思い今回の企画を立ち上げたそうです。

まず羅久井さんは、全国で子育てを支援している「こども食堂」にアプローチ。「東京の森の木で作られた玩具や文具、食器を贈りたい」という熱意を伝えたところ、プロジェクトの始動が実現されました。

プロジェクトが成功した際には、支援を希望した地域の「こども食堂」に向けて様々な木製製品が送られる予定。木の温もりがこめられた玩具や食器が、子どもたちの感性を豊かにしてくれたらとってもステキですね。

子どもへのプレゼント以外にも、地域産業の発展も期待できるのが同プロジェクトの魅力。木工業が盛んになれば、森林の整備も大きく前進します。新しく生まれた企画が、元気な森を次世代に残すための大きなキッカケになるのかもしれません。

プロジェクトのリターン品には、「ひのきの箸」(1,000円)や木製の「A6ノート」(2,000円)など東京の森から生まれたアイテムが盛りだくさん。優しい木の香りを堪能しながら心を癒すことができますよ。中には積み木やブロックパズルといった子ども向けの商品も用意されているので、「子どもに自然とのふれあいを楽しんでほしい」という人はチェックしてみて。

プロジェクトの目的金額は2,000,000円に設定されており、現在203,500円(2020年8月25日時点)の支援金が集まっています。子どもと自然がふれあう新たな循環を生み出す企画に、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか?

未来と笑顔をつくるこども食堂を支援したい!〜東京の森ができること見つけました〜
2011年以降、全国に4000箇所以上のこども食堂が生まれています。withコロナの時代だからこそ、こども食堂の支援を通じて、誰も取りこぼさない社会をつくる。とあるママさんからの愛ある葛藤Tweetから光(ヒント)をいただいた今回の企画。全国のこども食堂へ東京の森を届ける挑戦に力を貸してください!

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