コラム

【特集】沖縄発!話題のクラウドファンディングプロジェクト10選

クラウドファンディングが社会にすっかり浸透した昨今、沖縄からもたくさんのクラウドファンディングプロジェクトが起案されています。本稿では、沖縄で起案された話題のプロジェクトをえりすぐりでご紹介。沖縄でクラウドファンディングを始めたい方も、ぜひ参考にしてみてください。

沖縄発!話題のプロジェクトをご紹介

それでは早速、沖縄発のクラウドファンディングプロジェクトを見てみましょう。日本最大のクラウドファンディングCAMPFIREから、話題のプロジェクトを厳選してご紹介します。

今こそ空を見上げよう。首里城復興祈願!世界遺産20周年プロジェクト

今こそ空を見上げよう。首里城復興祈願!世界遺産20周年プロジェクト

このクラウドファンディングは、ヒヤミカチ沖縄projectにより起案されたプロジェクト。ヒヤミカチ沖縄projectは「首里城の復興」「新型コロナウイルスからの復興」「世界遺産認定20周年」の3つのテーマを柱にしたプロジェクトです。それぞれを少しご紹介します。

【首里城の復興】
去る2019年10月31日、首里城が焼失したニュースは、沖縄はもとより日本中に大きな衝撃を与えました。現在沖縄県を中心に多くの寄付が集まり、復興が進んでいるところです。首里城復興に向けてわずかでも「希望の光」をともせたらと、2020年10月31日に花火イベントを決行したのがプロジェクトのはじまりです。

ヒヤミカチ沖縄projectでは、首里城火災により焼け残った赤瓦で、沖縄の魔よけのお守りである「サングヮー」を作り、クラウドファンディング支援者へのリターン品として準備しています。
今こそ空を見上げよう。首里城復興祈願!世界遺産20周年プロジェクト_3

【新型コロナウイルスからの復興】
首里城の復興が軌道に乗り始めた矢先、コロナウイルス感染拡大でさらなる大打撃を受けた沖縄。

人々の心に訴える力を持つ花火を打ち上げることで、コロナ禍で苦しむ人々の心に少しでも希望の光を照らしたいという思いが、プロジェクトに込められています。

【世界遺産認定20周年】
「城」という位置づけで世界遺産に登録されている8カ所のうち5カ所が沖縄にあり、その1つが首里城です。

2020年は、それら5カ所の城が世界遺産に認定された、20周年の記念年でもありました。2020年10月31日の花火は、世界遺産20周年を迎える首里城の復興を祈念して、関連遺産群の今帰仁城跡、座喜味城跡、勝連城跡、中城城跡からリレー方式で打ち上げられました。

今回2021年、同じく10月31日に決行されるヒヤミカチ沖縄projectは、全国的にも珍しい試みとなる、各地域の子どもたちがプログラミングした花火を打ち上げます。

このコロナ禍で、あらゆるイベントに参加できなくなった子どもたちに、少しでも思い出や経験を作ってあげるのが狙い。自分たちで作った作品が空に大輪の花を咲かせる瞬間は、何ものにも代えがたい感動を呼ぶことでしょう。

さらに今回の花火は、多くの人が願った首里城近くでの打ち上げも決定。首里城から直線で約3.5kmに位置する浦添城の「浦添てだこまつり」とのコラボレーションが実現し、浦添城からも花火を打ち上げることになりました。琉球歴史ドラマ「テンペスト」の再現をイメージした、琉球舞踊などの演出も加わりイベントを盛り上げます。その他にも、音楽、エイサーや琉球舞踊とのコラボレーションなど、イベントを盛り上げる演出は万全。

首里城の復興やコロナウイルス収束を願うたくさんの気持ちが詰まった花火が、世界遺産の空に大きな花を咲かせる「ヒヤミカチ沖縄project」。現在少しずつ支援の輪を広げながら、プロジェクトを進行中です。

>>「今こそ空を見上げよう。首里城復興祈願!世界遺産20周年プロジェクト」の詳細はこちら

地元の子供たちとサンゴの苗作りを行い、子供たちが海を想う時間を作りたい!!

地元の子供たちとサンゴの苗作りを行い、子供たちが海を想う時間を作りたい!!

プロジェクトを立ち上げたのは、沖縄県読谷村にあるダイビング・シュノーケルショップ「Natural Blue」。沖縄本島で一番人気の高いダイビング・シュノーケリングポイントである「青の洞窟」をメインに、沖縄の海を楽しんでもらえるツアーを提供しています。多くの人に楽しみを提供している美しい沖縄の海は今、ある危機的状況に直面。世界中の58%ものサンゴ礁が過度の衰退をしているといわれる中、沖縄の海も例外ではなく危機的状況を迎えています。

海洋食物連鎖の土台として大きな役割を担うサンゴ礁の消滅は、私たちが食べる魚の減少にもつながり、未来を担う子どもたちにも大きな影響を及ぼします。そこで今回立ち上げたのが、沖縄県恩納村の山田小学校の生徒と、サンゴの苗作りを行おうというプロジェクト。

サンゴ養殖は、有性生殖で植える方法と無性生殖で植える方法の2つがあり、今回は、比較的安価で短期間に成長する無性生殖の方法で実施。サンゴの養殖には、下記の5つの工程があります。

1.サンゴの苗作り
2.サンゴの苗がスティックに固着するまで陸上養殖所で保管
3.海中の中間育成棚で育成
4.サンゴの植付け作業
5.継続的なモニタリング

子どもたちが体験するのは、1のサンゴの苗作り。サンゴを固定するスティックには、生徒の名前やメッセージが記載されます。

サンゴ礁の減少を食い止めるには、こういった活動だけでなく、それぞれが問題を意識し、日々の行動を変えていく必要があります。Natural Blueでは、子どもたちに海のことをもっと知ってもらいたいと、地元の子どもたちや修学旅行生への海洋環境・海洋観光についての授業や、シュノーケル実習、磯遊び、ビーチクリーンなどを実施しています。今回のプロジェクトは、その活動の一環として起案されたものです。

地元の子供たちとサンゴの苗作りを行い、子供たちが海を想う時間を作りたい!!_2

海に触れる機会を作ることで、環境問題を考えるきっかけにしてほしいという今回のプロジェクトに、支援の輪が少しずつ広がっています。

>>「地元の子供たちとサンゴの苗作りを行い、子供たちが海を想う時間を作りたい!!」の詳細はこちら

沖縄のサグラダ・ファミリアを作りたい ~完成しないカフェ~

沖縄のサグラダ・ファミリアを作りたい ~完成しないカフェ~

プロジェクトを起案したのは、神奈川県出身の松村萌々さんと小西絢乃さん。現在松村さんは単身沖縄に渡り、カフェオープン実現に向けて準備を進めているところです。カフェを訪れる方がよりわくわくするような空間を作るべく、小西さんとともに今回のクラウドファンディングが立ち上げられました。

松村さんが考えているカフェのイメージは「完成しないカフェ」。

・メニュー開発の歩みを止めることなく、よりおいしいものを作っていく
・居心地のよい空間やすてきな外観を探求しながら、常にアップデートしていく
・接客の質を高めていけるよう定期的な研修をする

など、常に進化を続けていくカフェを目指します。

カフェの名前は「cafe & fruits BUN BUN」。このコロナ禍で、4月にオープンするはずだったカフェは、半年遅れの10月の予定になりました。そんな中、仕事で日本全国のフルーツ農家を訪れる機会があった松村さんは、農家のフルーツがコロナの影響で大量に余っている現実を知ります。そんな農家を救うべく、まずは地産地消に貢献できるよう、カフェのメニューは沖縄のフルーツをメインにすることに。フルーツ専門のカフェは、オープン予定のアメリカンビレッジでは初となります。

「農家の力になりたい」それが松村さんの夢です。ゆくゆくは全国の農家からフルーツを仕入れる「BUNBUNフルーツ博」や、農家の情報を届ける情報サイトの作成など、農家とお客さまの橋渡しをしたいと考えています。準備を進める中で、松村さんの夢に賛同した吉田さん、比嘉さんという、2人の強力なスタッフも仲間に加わりました。

今回のクラウドファンディングは、そんなカフェの空間をすてきに彩る「アーティフィシャルフラワー」を作ろうというもの。アーティフィシャルフラワーは、クラウドファンディング終了後も店頭で販売し、お客さまにいろいろな思いを込めて飾ってもらう予定となっています。時とともにアーティフィシャルフラワーが増えて華やかさを増していく様子は、まさしく「完成しないカフェ」を象徴する1つの形です。

沖縄のサグラダ・ファミリアを作りたい ~完成しないカフェ~_2

農家とお客さまの橋渡しをしながら、常にアップデートされていくわくわく系のカフェプロジェクトに、多くの期待が集まり支援の輪を広げています。

>>「沖縄のサグラダ・ファミリアを作りたい ~完成しないカフェ~」の詳細はこちら

沖縄から全国へ!チーズケーキを食べて応援お願いします。

沖縄から全国へ!チーズケーキを食べて応援お願いします。

プロジェクトを起案したのは、沖縄県宜野湾市喜友名で母と娘三姉妹でお店を切り盛りしている、チーズケーキ&シフォンケーキの専門店「Eat Eat(イートイート)沖縄」。コロナによる緊急事態宣言の長期化や、相次ぐ台風の打撃による存続の危機を何とか乗り切るため、今回のクラウドファンディンディングを立ち上げました。

沖縄から全国へ!チーズケーキを食べて応援お願いします。_2

店舗名である「Eat Eat」は、沖縄の方言に直すと「カメーカメー」という言葉になります。これは、島のおばあたちの口癖である「食べて、食べて」の意味。みんなが美味しそうに食べる姿を喜ぶおばあたちの思いを重ね、安心・安全なケーキをたくさんの人にいっぱい食べてほしいと願い命名されたものです。

Eat Eatで作られるケーキはすべて、白砂糖・人工甘味料・着色料などは一切不使用。沖縄県産きび砂糖や沖縄県産EM卵を使った、 “体に優しい”こだわりの材料から作られています。特に濃厚でクリーミーなバスクチーズケーキや、ふわふわで優しい味わいのシフォンケーキは絶品です。

これらのケーキを全国にお届けするべく、人気の「濃厚バスクチーズケーキ」やEat Eatの「オリジナルチーズケーキ」を支援者へのリターンに準備。おいしい食べ方もプロジェクトで紹介しています。

安心・安全にこだわったおいしいチーズケーキを食べて店の応援もできるとあって、プロジェクトには目標を超える多くの支援が集まりました。

>>「沖縄から全国へ!チーズケーキを食べて応援お願いします。」の詳細はこちら

学生たちの夢を叶えるお手伝いをする「夢サポ」のキッチンカーを作りたい!

学生たちの夢を叶えるお手伝いをする「夢サポ」のキッチンカーを作りたい!

プロジェクトを起案したのは「夢サポ」代表の堀江達矢さん。コロナによる緊急事態宣言の長期化で、沖縄は経済的打撃を大きく受け、倒産せざるをえない会社も増えている現状。従業員の多い会社の倒産は貧困に直結し、子どもたちの将来へ大きな影響を与えてしまいます。

「何とか貧困を減らすことができないだろうか?」そんな話をしていたメンバーで「夢サポ」が結成されました。メンバー全員が、フリースクールなど、子どもたちの育成にさまざまな形で関わる経験を持っています。

貧困の根本解決のためには、物資や金銭の援助だけではなく、働くことで生活を成り立たせる環境が必要。そう考えたメンバーは、15~22歳を対象とした体験型起業塾「夢サポ沖縄」を開くことにしました。

まず起業に関する座学では、ドリームボードの作成を行い自分たちの夢を見える化します。さらに夢サポで準備したキッチンカーを使って、学生たちが実際に店舗運営をすることで、商品開発・仕入れ・営業・販売などを実践的に学ぶ機会が得られるといった内容。理論だけを学ぶのではなく、沖縄の人に学び沖縄の各地に売りに出かける体験をすることで、沖縄の人に役立つような「学びの場」を提供します。今回のクラウドファンディングは、そんな学びの場を提供する、キッチンカーの準備費用を募り起案されたものです。

学生たちの夢を叶えるお手伝いをする「夢サポ」のキッチンカーを作りたい!_2

支援者へのリターンには、ウェブサイトへのお名前掲載や、キッチンカー販売時に音声で紹介するなどの「スポンサー権」、ミンサー柄ウッドウォッチをはじめとする商品のリターンも多数準備。

「40代で起業するよりも、20代で起業したほうが経験をたくさん積むことができる」夢サポメンバーはそう考えています。若者たちが起業し、日本全国はもとより世界からもマネタイズできるスキルを身に付けることで、結果的に沖縄の経済成長にもつなげていく。そんな期待がふくらむ今回のプロジェクトに、目標を超えた多くの支援が集まりました。

>>「学生たちの夢を叶えるお手伝いをする「夢サポ」のキッチンカーを作りたい!」の詳細はこちら

石垣島のプライベートビーチで1組限定オーダーメイドグランピング体験!

石垣島のプライベートビーチで1組限定オーダーメイドグランピング体験!

プロジェクトを立ち上げたのは、沖縄県石垣島で中国語の通訳やツアーガイド、グラスボートの船長など、多くの活動をしている太田息吹さん。太田さんの夢は、自分のスキルを生かしながら自然を通して人を癒やすことのできる「癒やしマイスター」を、全国各地に増やすことです。

石垣島のプライベートビーチで1組限定オーダーメイドグランピング体験!_2

そんな太田さんが夢の第一歩として立ち上げたのが、今回のクラウドファンディング。日本百景にも選ばれている石垣島川平湾のプライベートビーチで、体験型のオーダーメイドグランピングを提供するプロジェクトです。

グランピングを通して体験できるサービスには、太田さんが人生で経験した全ての“楽しい”が詰め込まれています。火起こしやまき割り、テント設営などのアウトドア体験、海洋漂流ゴミや流木を使ったキーホルダー、フォトフレームなどのものづくり体験、自然散策、ビーチヨガやシュノーケル等のアクティビティなど、ほかにもさまざまな体験が盛りだくさん。

また、開放的な場所でコロナを忘れてリフレッシュしてほしいとの思いから、グランピングの予約は1回につき1組限定としました。今後、野外での映画観賞会や、音楽イベントの開催、県内外の方々を交えた交流会等も企画予定です。

何よりも接客が好きだという太田さんは、自分の“好き”を生かした今回のプロジェクトを通して「沖縄だけでなく日本各地のいろいろな文化を知ってもらいたい」「環境問題を考えてもらうきっかけ作りにしたい」そう考えています。

ウィズコロナ、アフターコロナといわれる時代になりつつあるこれからを見据え、美しい石垣島の自然の中で、精神的疲労を抱えがちな現代人を癒やし、より特別感のある体験ができる今回の企画。体験してみたい人や応援したい人などさまざまな賛同を集め、プロジェクトは目標を超える支援を集めることに成功しました。

>>「石垣島のプライベートビーチで1組限定オーダーメイドグランピング体験!」の詳細はこちら

地域の課題を解消したい!子どもたちの「心を育てる」場を存続させたい!

地域の課題を解消したい!子どもたちの「心を育てる」場を存続させたい!

プロジェクトを立ち上げたのは「オナガ学童クラブ」職員の吉浜実亮さん。オナガ学童クラブは、沖縄県西原町にある保育所や学童グループ4所のうちの1つです。

オナガ学童クラブは2021年4月、入所を待っている待機児童解消のために「オナガ第二学童クラブ」を新設することになりました。西原町の財政不足により自治体からの助成金が受けられないため、今回その開設準備資金を募りクラウドファンディングプロジェクトが起案されました。

新しい学童クラブには、家具や家電、遊具などの必要な備品を整え、経験豊富な職員のもと、異学年の子どもたちが集う場所になる予定です。

地域の課題を解消したい!子どもたちの「心を育てる」場を存続させたい!_2

学童は、保護者の方が就労している間、ただ子どもたちを預かるだけの場所ではないと吉浜さんは言います。学童は、放課後の子どもたちが、第二の家庭のように安心して過ごせる場所。異学年の仲間と遊ぶ中で、子どもたちの社会性や可能性を育んでいける環境でもあります。

さらに近年オナガ児童クラブの子どもたちは「SDGs」について学び活動する取り組みも行っています。子どもたちに環境問題・社会貢献・人権 について考える機会を作ることで、ゆいまーる精神(沖縄の助け合いの心)を育み、沖縄、そして日本の未来に貢献できる人財育成につなげるのが狙いです。

単に待機児童解消のためだけではなく、社会に貢献できる人材育成も理念にかかげる今回のプロジェクト。その必要性を感じた多くの支援者により、目標の支援金を達成することができました。

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新型コロナによる沖縄の危機を #OneOKINAWA で共に乗り越えたい。

新型コロナによる沖縄の危機を #OneOKINAWA で共に乗り越えたい。

このプロジェクトは、新型コロナウイルス感染拡大で深刻な打撃を受けた沖縄で「今こそみんなが心を一つにしてこの危機を乗り越えていこう」と、地元サッカーチームFC琉球によって立ち上げられたプロジェクトです。

FC琉球は、沖縄県沖縄市を中心に県全域をホームタウンとする、沖縄初のJリーグ加盟プロサッカークラブ。2014年J3リーグ参入を皮切りに、2018年はJ3で優勝しJ2昇格を果たしました。さらにJ2初年度となる2019年は開幕4連勝、ホームゲームで30試合無敗記録を樹立。同年小野伸二選手を新たにチームに迎え、現在J1昇格を目指しまい進中です。

FC琉球のクラウドファンディングは、今回で3回目の挑戦。前回のプロジェクトでは、沖縄県のシンボルである首里城の火災を受け、胸部に首里城のイラストを掲げたユニフォームでJ2リーグに参戦。そのときに販売したユニフォームの売り上げの10%を、首里城の再建支援金に寄付するというもので、823名の方から11,973,500円にものぼる支援を集める大成功を収めました。

今回のコロナ禍で、FC琉球も例にもれず大きな打撃を受けました。チケット・物販・スポンサー収益の減収で、チームの予算は激減。そんな中で、試合中断期間の分の試合も消化する超過密な日程で、残りの試合を戦わなくてはなりません。

そして苦しい状況はもちろんチームだけでなく、沖縄県の観光・飲食産業や県内の医療現場も一緒です。「今こそもう一度心を一つに立ち上がろう」そんな思いを込めて、#OneOKINAWA をテーマに今回のクラウドファンディングを起案。チャリティーユニフォームを限定販売することになりました。

ユニフォームのカラーは、クラブ史上初のブルー。感染拡大の最前線で戦う医療従事者に、感謝や敬意を示す色です。今回も、ユニフォームの売り上げの10%を沖縄県の新型コロナ感染症対策支援へ寄付。選手たちもホームで開催される11月29日(日)のvs.東京ヴェルディ戦と、12月2日(水)のvs. ツエーゲン金沢戦で同じユニフォームを着用予定です。

新型コロナによる沖縄の危機を #OneOKINAWA で共に乗り越えたい。_2

支援者へのリターンには、ユニフォームだけでなく沖縄出身のアーティストHAYATO MACHIDAとコラボした「#OneOKINAWA チャリティーTシャツ」や、球団オリジナルグッズ、選手のサインなどを多種多様に準備。今回のプロジェクトも、前回同様目標を大きく上回る支援を集めることができました。

スポーツ選手たちの不屈の精神が、県民に勇気と希望を与えるようなすばらしいプロジェクトの一例です。

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沖縄県南城市に【琉球工芸の発信基地】を創り南城市をもっと盛り上げたい!

沖縄県南城市に【琉球工芸の発信基地】を創り南城市をもっと盛り上げたい!

プロジェクトを起案したのは、沖縄在住の佐藤千紗美さん。現在、オリジナルアクセサリーやカンボジア雑貨をイベントやPOP UPで販売する、フリーランスとして活動しています。今回のクラウドファンディングは、沖縄県南城市百名に琉球工芸の発信基地となる雑貨屋「¿Qué tal?(ケタール)」をオープンするべく立ち上げられたプロジェクトです。

沖縄は、全国で3位にランクインするほど伝統工芸が盛んな県。しかしながらその伝統工芸は、若い方になかなか興味を持ってもらえない現状があります。

また、南城市には世界遺産の「斎場御嶽」、美しい砂浜やパワースポットとしても名高い「百名ビーチ」、名水百選にも選ばれた「垣花樋川」をはじめとする数々の観光スポットがあります。そしてそれらの絶景を楽しめるおしゃれなカフェはたくさんあるものの、雑貨屋は少ないイメージ。

「買い物が楽しめる雑貨屋を作ってもっと南城市を盛り上げたい!」。そんな思いから、若い人にも関心を持ってもらえるような、伝統工芸品の新しい“魅せ方”を提案する雑貨屋「¿Qué tal?(ケタール)」をオープンしようと決意しました。

¿Qué tal?(ケタール)のコンセプトは「琉球工芸を身につける」。

・やちむん、琉球藍染め、フクギ染め、月桃染めなどを使って作られたオリジナルアクセサリー
・今まで参加してきた数々のイベントやPOP UPからセレクトした、魅力ある作家さんが作る伝統的なやむちんや新感覚のやむちん
・琉球藍染めの雑貨
・佐藤さんが以前住んでいたカンボジアのセレクト雑貨

これらさまざまな雑貨を販売するだけでなく「やちむんバーム作り」のワークショップ等も開催予定となっています。

沖縄県南城市に【琉球工芸の発信基地】を創り南城市をもっと盛り上げたい!_2

ショップ名の「¿Qué tal?(ケタール)」は、スペイン語で「今日の調子はどう?」「これ似合ってる?」「それ美味しい?」など「どう?」といったシチュエーションによく使われる言葉。さまざまな雑貨を扱う佐藤さんのお店では「どう?=お気に入りはありますか?」そんな意味合いで命名したそうです。

沖縄の魅力が再発見できそうなすてきな雑貨屋、¿Qué tal?(ケタール)オープンのプロジェクトは、期待を込めた多くの支援を集めることに成功しました。

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美容室に行きたくても行けないママさんたちに!自宅等へ出張する訪問美容を広めたい!

美容室に行きたくても行けないママさんたちに!自宅等へ出張する訪問美容を広めたい!

このプロジェクトは「ママのための訪問型美容室 Ema Trunk Hair(エマ トランク ヘア)」を開業しようと、沖縄県南風原町のママ美容師・玉那覇美紀さんが立ち上げたプロジェクト。玉那覇さんは現在、ヘアサロンで美容師として働きながら、3人の子どもたちの育児に奮闘する日々を送っています。

今回のプロジェクトの肝となる「訪問美容」とは、「小さな子どもがいる」「妊娠中である」「介護をしている」など、さまざまな理由で美容室に行けない方のもとへ出向き、自宅や施設などでカットやカラーなどの美容業をすることです。

実は玉那覇さんは以前から、サロンで担当するお客さまが、妊娠出産で美容室になかなか足を運べなくなるといった現状を目の当たりにするたびに、美容師として何かできることはないかと考えていました。さらに自身が3人の子どもの妊娠・出産・育児を経験する中で、その思いはますます強くなっていったのだそう。

ちょうど人見知りでなかなか人に預けられない次女の育児をしていたとき、玉那覇さんが社会復帰の方法として考え出したのが、我が子をおぶっての「出張ヘアセット」でした。思った以上に反響があり、カットやカラーも求められるようになった玉那覇さんは、今後のことも考えて訪問美容の養成講座を受け、無事認定証を取得しました。

美容室に行きたくても行けないママさんたちに!自宅等へ出張する訪問美容を広めたい!_2

さらに「沖縄ガールズスクエア」という女性の起業応援コミュニティーとの出会いがあり「クラウドファンディング勉強会」に参加。それが大きな弾みとなり、訪問型美容室の事業を立ち上げようと決意し、今回のプロジェクトが起案されることになりました。

「子どもがいるから」といつも我慢をしているママたちに「ママはいつでもかわいくなっていい」「ママが笑顔だと家族もハッピーなんだ」と伝えたい。そんな玉那覇さんの思いがいっぱいにつまったプロジェクトは多くの賛同を呼び、無事目標の支援金を集めることができました。

>>「美容室に行きたくても行けないママさんたちに!自宅等へ出張する訪問美容を広めたい!」の詳細はこちら

沖縄でクラウドファンディングを始めるならCAMPFIREがおすすめ!

ご覧いただいたように、沖縄からも日々たくさんのクラウドファンディングプロジェクトが起案され、目標の支援金を獲得しています。どのプロジェクトも、思わず応援したくなるものばかりでした。

CAMPFIREは、クラウドファンディングが初めての方でも安心して始められる、手厚いサポートが魅力の1つ。多くの支援者の目に留まりやすいのも、日本最大のクラウドファンディングならではです。沖縄でクラウドファンディングを始めるなら、CAMPFIREが断然おすすめです!

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