コラム

三國連太郎さんも愛した“餃子”が蘇る! 和洋中華レストラン「茶びん」の復活支援プロジェクト

2020年3月末、熊本県人吉市の和洋中華レストラン「茶びん」が閉店しました。同店の看板メニューは、地元住民だけでなく著名人にも愛された餃子。そんな人気の味を蘇らせて“茶びんの復活”につなげようと、クラウドファンディングサイト・CAMPFIREで支援プロジェクトが展開されています。茶びんがたどった歴史とともに、リターンの内容をチェックしていきましょう。


人吉名物・和洋中華・茶びん! 餃子復活プロジェクト
https://camp-fire.jp/projects/view/344456

惜しまれつつも閉店したレストランが復活を懸けて再始動!

支援プロジェクトを立ち上げたのは、茶びんを営んでいた北島夫妻の娘・和永さん。茶びんは北島夫妻の高齢化に加えて新型コロナウイルスの影響もあり、人吉で65年続いた歴史に幕を下ろしました。

2018年にはミシュランガイドブックに掲載された名店だけに、閉店を受けて地元住民からは「茶びんの餃子が食べれなくなる」「人吉の名物が無くなる」「是非また餃子が食べたい」といった惜別の声が続出。利用客からの熱い声援に応えるため、和永さんが中心となって“茶びんの味”を復活させようと決意することに…。

ところが2020年7月に人吉・球磨地方を豪雨災害が襲い、人吉市内は壊滅状態に陥ってしまいます。既に閉店していたとはいえ、茶びんの建物も被災して床上浸水。再建困難との判断から建物が解体されたため、茶びんを愛した常連客も大きなショックを受けたのではないでしょうか。

それでも和永さんは茶びんの復活を諦めず、支援プロジェクトをスタート。再び多くのエールが寄せられ、茶びんをこよなく愛する俳優・中原丈雄さんからも「『茶びん』の復活が故郷の皆さんの励みになり、道標のひとつに成ることを切に願っている」とコメントが。また2013年に亡くなった俳優・三國連太郎さんも茶びんに魅了された1人で、三國さんの妻が「女将には定期的に餃子を東京に送って貰っています」と明かしました。

著名人にも愛される茶びんの手作り餃子は、パリっとしながらもちもちした皮が特徴。たっぷりのニラと牛肉が絶妙な旨みを生み出す、“門外不出”の一品です。もちろん支援プロジェクトには茶びんの餃子もリターンに含まれていて、オリジナルステッカーつきのお試しコース(冷凍餃子1人前・7個入り×4)の値段は1万円。同じ個数でオリジナルTシャツのついたコースは2万円に設定されています。

ちなみに最高額コース(20万円)は、お試しコースと同じ個数の冷凍餃子が1年間毎月届けられるという内容。月に1度、家族で茶びんの餃子パーティーを開くのにぴったりかも?

和永さんによると、最終的にはイートインとして人吉に茶びんを復活させたいそう。この機会にプロジェクトを応援して、まずは自宅で茶びんの餃子を存分に味わってくださいね。

人吉名物・和洋中華・茶びん!餃子復活プロジェクト
令和2年3月末日で、コロナウイルスの影響と両親の身体の限界から、地域の皆様に惜しまれながら創業65年の歴史と暖簾を幕を閉じました。7月の人吉・球磨地方大豪雨により店舗は被災し店舗解体!これまでお客様に愛された「茶びんのニラ餃子」を復活させたくプロジェクトを立ち上げました。皆様のお力をお貸し下さい!

日本最大級のクラウドファンディング「CAMPFIRE」では、上記にご紹介したプロジェクト以外にも様々なプロジェクトが集まっています!
ぜひ、CAMPFIREサイトでその他のプロジェクトもご覧ください!
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BAMP編集部

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