屋外で自然に触れながらお茶をいただく「野点(のだて)」。室内でたしなむお茶会よりも、作法を簡易化しているのが特徴です。そんな野点に必要となる“茶箱”を製作するため、クラウドファンディングサイト・CAMPFIREでは支援プロジェクトが展開中。香川県の伝統工芸に携わる会社・職人がコラボレーションを果たした茶箱に、多くの注目が集まっているようです。
香川の伝統工芸を生かした、野点用の茶箱づくり!
https://camp-fire.jp/projects/view/332034
“野外のお茶会”をワンランクアップさせる野点用茶箱!
プロジェクトを立ち上げたのは、中国・福建省生まれで現在は高松市で暮らす山本梨沙さん。2008年に結婚した梨沙さんは高松を“第2の故郷”と呼び、ドミトリーやゲストハウスをオープンして国内外の観光客と交流を深めてきたそう。
一方夫の賢二さんがインテリアの仕事をしている縁で、梨沙さんは香川の伝統工芸士とも知り合うことに。販路開拓や後継者不足に悩む職人たちの力になろうと、体験ツアーなどのイベントが少しずつ開催されてきました。ところが新型コロナウイルスの大流行によって、イベントは全てストップ。落ち込んでいても仕方ないと一念発起した梨沙さんは、伝統工芸を取り入れた野点用茶箱を開発しようと決意します。
茶箱の製作では「岩部保多織本舗」、「谷川木工芸」、「森本建具店」、「的場立体研究所」、南蛮焼きの職人・上野剛児さんの強力タッグが実現し、それぞれの技術を注ぎ込んだ美しい茶箱「香茶里(かっちゃり)」が誕生。リュックサックにも入るコンパクトサイズなので、屋外で“優雅なお茶会”を楽しみたい人にぴったりではないでしょうか。
支援プロジェクトのリターンには、香川を愛する梨沙さんならではのコースが盛りだくさん。たとえば2,800円の「保多織製ボトルバッグ 手持ちタイプ」は、岩部保多織本舗の職人が1つ1つ丁寧に縫った500mlペットボトルサイズのアイテム。また同じ保多織製ボトルバッグの斜め掛けタイプ(3,800円)や、地元の木工制作所によるフルオーダーアイテム「木のトレー」(8,800円)も用意されました。
香茶里を入手できるのは、茶器がつかない4万6,200円のコースから。上野さん製作の茶器1個・茶杯2個もセットになったコースは5万5,000円、さらに木のトレーもつけた受注生産式の香茶里は6万6,000円に設定されています。
現在はコロナ禍の影響により、旅がしづらい状況。梨沙さんはプロジェクトに寄せて、「旅先での時間が、より特別な、思い出に残るものになってほしい。あるいは、日常生活の中でも、より豊かな時間を味わえるようになってほしい。そんな思いを、今回の商品開発には込めています」とコメントしました。香川が誇る伝統工芸の魅力に触れながら、優雅なお茶会を楽しんでみませんか?
香川の伝統工芸を生かした、野点用の茶箱づくり!
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