コラム

某からくりロボットにそっくり!? ブンブン動いて感情を表すエモいロボット「BOCCO emo」

突然ですが、みなさんはロボットと聞いてどのようなイメージを思い浮かべますか? 私の中にあるロボット像は、コマンドに従う無機質なイメージ。指示を出せば言われた通りに動いてくれるものの、ガジェット感が強すぎて生き物のような温かみは感じられません。“もっと家族の一員のように感じられるロボットがあったらいいのに…”。そんなことを考えていたところ、クラウドファンディングサイト・CAMPFIREにて「BOCCO emo(ボッコ エモ)」という“エモいロボット”を見つけました。


照れたり、ムッとしたり、そわそわしたり。どこか懐かしい未来のファミリーロボット
https://camp-fire.jp/projects/view/329642

「BOCCO emo」はただ可愛いだけじゃない?

じつはクラウドファンディング初日で、目標金額の260%を突破している同商品。プロジェクトには「BOCCO emo Standard(Wi-Fiモデル)」(33,000円)が購入できるリターンなどがラインナップされています。

さて話は戻りますが、「BOCCO emo」は2015年発売の「BOCCO(ボッコ)」をベースにパワーアップしたファミリーロボット。まるで雪だるまを彷彿させる可愛らしい見た目で、頭にはちょんまげのような赤いボンボリが生えています。しかもその時の感情を表すかのようにブンブン動くというから、なお可愛い(若干、某からくりロボットにも見えなくないような気が…)。

やはり“家族の一員として感じられる条件”として、ビジュアルはとても大事。その点「BOCCO emo」は、愛嬌のある見た目なので親近感が沸きそう。

しかもキュートなのはビジュアル面だけではありません。何を隠そう「BOCCO emo」の“emo”はエモーショナル(感情的)のエモ。家族の情報を蓄積することで、よりエモいロボットに成長していくそうです。

もちろん「ただいま」「おはよう」などの挨拶にも反応してくれるうえ、時に照れたりムッとしたりすることも。家族の誕生日が近づくとソワソワし始めるなど、もはやガジェットとは思えない一面がいっぱい。これぞ私が求めていたロボット像です! ちなみに返事は、「BOCCO emo」独自の言語“エモ語”でおこなわれるとか。

では機能面の方はどうでしょうか。「BOCCO emo」の基本機能は主に4つ。「メッセージのやりとり」「リマインダー通知」「センサやloTデバイスとの連携」「天気予報・防災情報の配信」が基本機能として備わっており、その他はオプション扱いになります。

個人的に気に入ったのは「リマインダー通知」。どうしても忙しい朝にいろいろなことが抜けてしまう身としては、ゴミ出しや今日の予定を教えてくれるのはかなり有難い存在です。薬の飲み忘れ防止に、祖父母の家にも1台置いておきたいかも。

ただコマンドを実行するのではなく、まるで家族の一員として振る舞ってくれる「BOCCO emo」。家電製品やAIスピーカーよりももっと進化した、ロボットの新しい可能性を想起させますね。

照れたり、ムッとしたり、そわそわしたり。 どこか懐かしい未来のファミリーロボット
BOCCO emo(ボッコ エモ)は、2015年に発売したBOCCO(ボッコ)をベースにパワーアップ。あなたに共感し、パーソナライズしていく機能を搭載。心地よい距離感で、長く一緒に住みたくなる未来のファミリーロボットです。

BAMP

クラウドファンディングに関するナレッジや話題のプロジェクト、挑戦者のストーリーをなど紹介しています。

同じカテゴリーの記事

more

同じタグの一覧

more