コラム

柑橘類の名産地・周防大島に新たな名産品を!“レモンのお酒”開発プロジェクトが話題

瀬戸内の温暖な気候を生かし、柑橘類の栽培が盛んな山口県・周防大島。“里山資本主義のふるさと”としても知られていますが、コロナ禍によって観光業などが大打撃を受けることになりました。今なお大きな不安を抱える中、周防大島の新たな名産品を生み出そうと「レモンのお酒」の“協働”開発プロジェクトが始動。クラウドファンディングサイト・CAMPFIREで支援が募られています。いったいどのようなプロジェクトなのか、チェックしてみましょう。


瀬戸内の小さな島が生み出す「レモンのお酒」協働開発プロジェクト
https://camp-fire.jp/projects/view/274497

柑橘類の名産地・周防大島の“未来”につなげるプロジェクト!

協働開発プロジェクトを立ち上げたのは、周防大島で「瀬戸内ジャムズガーデン」を営む松嶋匡史さん。同店で販売されているジャムは特産品の柑橘類が丁寧に煮あげられた逸品で、年間180種以上・約15万本のジャムが日本全国に届けられるほどの人気ぶり。また併設の「Jam’s Cafe」は、食べログランキングで“山口県ナンバー1”の評価も獲得しています。

松嶋さんは長引くコロナ禍を受けて、「この状況を耐え忍ぶだけでは『未来』は見えない」と痛感。そこで注目したのが瀬戸内ジャムズガーデンのルーツとも言える、100年以上前から伝わる石積み段々畑の“レモンの樹”でした。

かつては耕作放棄地で、荒れ放題の段々畑だった松嶋さんの自家農園。石積みの段々畑を“未来へ繋ぐ周防大島の大事な資産”と捉え、思い入れたっぷりの畑を整地して植樹したのがレモンの樹なのだそう。それから約10年の時が経ち、松嶋さんは「夢と希望」で未来を紡いでいくため“レモンのお酒=レモンチェッロ”の開発を決意したのです。

ロックや水割り・炭酸割りはもちろん、焼酎で割ると極上のレモンサワーになるというレモンチェッロ。またブランド柑橘とのマリアージュ(組み合わせ)により、周防大島でしかできない特別なレモンチェッロを作り出せるのも大きな魅力ではないでしょうか。

支援プロジェクトのリターンには、最高峰のレモンマーマレード2本(6,000円)やレモンチェッロ3本セット(6,000円)など魅力溢れるコースが盛りだくさん。

レモンチェッロをゼロから開発すると同時に、「このプロジェクトを共に推進してくれる仲間を全国から募りたい」とも語っている松嶋さん。支援をきっかけに、協働開発プロジェクトの一員になってみませんか?

瀬戸内の小さな島が生み出す「レモンのお酒」協働開発プロジェクト
コロナ禍に立ち向かう瀬戸内の小さな島・周防大島の小さなジャム屋の夢に、あなたも「ともに」参加しませんか?島に100年以上前からある石積み段々畑から始まるレモンのお酒開発プロジェクト。「あなたが栽培に関わるレモンから作られる」最高のお酒を一緒に楽しめる日を夢みる物語に是非ご参加を!

BAMP編集部

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