コラム

避難者を段ボールが救う!? 誰でも簡単に組み立てられる簡易ベッド「ひらいてポン」

レディースシューズなどを販売している株式会社KEiKAコーポレーションの段ボールベッド「ひらいてポン」が、クラウドファンディング実施中。同商品はわずか1分で組み立てられる段ボールベッドです。家の中はもちろん避難場所などの“簡易用ベッド”として活躍が期待されます。

段ボールで作られたベッドが災害から避難者を救う!?

地震や台風などの自然災害が多い現代社会。万が一避難所で生活する場合、やはり不安に感じますよね。同社はクラウドファンディングで集まった支援金で「ひらいてポン」を提供し、被災地や避難所などを支援しようと考えている様子。災害が起こった時でも、女性や高齢者がパパッと組み立てられる構造に設計されています。

同プロジェクトの主なリターン品は、「『ひらいてポン』カバー無タイプ1個(7,000円)」「『ひらいてポン』カバー有タイプ1個(9,000円)」「『ひらいてポン』カバー無タイプ2個(19,800円)」「『ひらいてポン』カバー無タイプ4個(39,500円)」などが用意されています。また大量発注用の「『ひらいてポン』カバー有タイプ50個(550,000円)」もありますが、在庫数に限りがあるため早めにチェックしておきましょう。

既存の段ボールベッドは小さい箱を24個も作り、その上に段ボールの板を置いて周りに“プライバシーパネル”を置くだけのものでした。しかし組み立てる時間がかかるだけでなく、“安定感が悪い”というデメリットが。同商品はプライバシーパネルとベッドが合体しているので、崩れにくい設計になっています。

ひらいてポン」を畳んだ状態の大きさは110(縦)×190(横)×8cm(厚み)。段ボールの下にはペットボトルなどの収納スペースを完備しています。プライバシーパネルで仕切られているため、避難者がプライベート空間を確保することも可能。アイデア溢れる仕組みが話題となり、テレビや新聞でも取り上げられていました。

プロジェクトの状況は2月20日現在、支援総額が59,000円(13%)。パトロン数は7人ほどです。締め切りは2020年3月30日までなので、ここからさらに支援が集まるかもしれません。

誰でも簡単に組み立てることができる同商品があれば、災害時でも快適に過ごせそうですね。

組み立て1分!段ボールベッド「ひらいてポン」
このクラウドファンディングで集まった支援金で段ボールベットを作り、被災地や避難所などに送ります。希望の送り先(被災地や避難所)があれば、お申し下さい。 簡単組み立てのダンボールベッドを提供することにより災害発生時の避難者の生活環境を向上させる事に貢献するものです。

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