インタビュー

「日常の感情が宝物」1年の習慣で完成するFAMILY NOTEが家族間に残す、”感情のアルバム”の価値。

SNSの登場で遠方の人や会ったことがない人との繋がりを簡単に生めるようになった現代。

スマートフォンの小さな画面内では無数の発信が飛び交い、タイムラインの上から下へ、次から次へとコンテンツは流れていく。

正解も体裁も意味をなさなくなったこんな時代だからこそ、最小単位のチームである「家族」との関係に目を向ける必要があると考え立ち上がったのがNEXTWEEKENDが手掛ける「FAMILY NOTE」プロジェクト。

今こそ家族のチーム化を。感情のアルバム“FAMILY NOTE”を届けたい!

当プロジェクトは開始24時間以内に目標金額であった500万円を達成、現在は「1000の家族に届ける」という目標に向けて挑戦を継続している最中だ。

1年をかけて家族間で作り上げる感情のアルバム、FAMILY NOTE。

その内容は10のテーマに分かれ、家族間での「今、感じていること」を共有するきっかけを生むためのものになっている。

1.ノートのテーマを決める
2.家族にインタビューする
3.モットーを改めて考える
4.大切な人を改めて認識する
5.1年間の作戦会議をする
6.12ヶ月をかみ締めて、季節ごとに棚卸しする
7.見つけて、ちゃんと伝える
8.今の気持ちにタイトルをつける
9.残したいことを、きちんと形にする
10.年に1回、ちゃんと祝う

今この時代に、なぜFAMILY NOTEが必要なのか。

そして今回のプロジェクトの大きな特徴である1年間限定のオンラインサロンFAMILY NOTE CLUB結成の意味。

通常の出版でなくクラウドファンディングで出版を行うことで実現したかった未来とは何なのか。

今回、プロジェクトオーナーであるNEXTWEEKEND代表/編集長の村上萌さんにFAMILY NOTEで実現したい未来と、出版をクラウドファンディングで行うことを決めた意味についてお伺いしました。

 

今日でもなく、3年後でもなく、”次の週末”に小さな野心を叶えるためのコミュニティメディア「NEXTWEEKEND」

ーまずはじめに、今回の「FAMILY NOTE」を手掛けるNEXTWEEKENDの活動についてお伺いしてもよろしいでしょうか。

はい。NEXTWEEKENDは直訳(次の週末)の通り、「次の週末に叶えたい、理想の生活」をコンセプトに掲げるコミュニティメディアです。

もともとは私個人が「ライフスタイルプロデューサー」という肩書で活動していた際に、「今日でも、3年後でもなく、次の週末にユーザーが欲しいと思うもの」を念頭に企画を考えていたんです。

ー次の週末、ですか。

はい。私自身の活動を続けていく中で「次の週末に叶えたいことを考える」という距離感が、人の背中を押して応援するのにちょうど良いと思って。

友人の相談に乗るときなどもそうなのですが、「今日こうしてみたら?」というと想像できる範囲でしかアドバイスができない。

けれど「3年後に向けてこうしていったら?」と伝えると先のことすぎて自分事では捉えられなくなってしまう、

でも「次の週末こうしたら?」と伝えるとみんなが元気になってくれる距離感だということを実感して。

このコンセプトをブランド化してはじめたのがNEXTWEEKENDです。

 

ーたしかにイメージとして伝わりやすくて素敵ですね。NEXTWEEKENDはメディア運営が主な活動なのででょうか?

メディア運営は大きな主軸ではありますが、もとはNEXTWEEKENDのコンセプトを持ったプロデュースチームです。

私達が大切にしている価値観をブランド化するために作ったのがNEXTWEEKENDのサイトで、いろんな角度から次の週末に読者の背中を押せるような体験型メディアとして運営してきました。

そしてこのNEXTWEEKENDの価値観で新しく立ち上げた自社プロジェクトがFAMILY NOTEです。

 

「日常の感情が宝物」FAMILY NOTEが1年で完成する意味

ー今回のFAMILY NOTEプロジェクトはどのようにして生まれたのでしょうか?

はい。家族の中で今この瞬間に感じていた新鮮な感情を「なにか形にして残しておくことができないかな?」とチームの会話の中で考えていたのがきっかけです。

今回のFAMILY NOTEプロジェクトのメンバーには小さい子供がいるメンバーや結婚したばかりの方がいて。

たとえば私自身も小さい子供がいるのですが、20年経って子供が成人したときに今抱いている感情を全く同じ気持ちのままシェアすることができないのではないかと思ったんです。


ーたしかに日々感じた感情や想いって、なにかに残しておかないと徐々に薄れていってしまうように感じます。
FAMILY NOTEの設定期間が1年であることにはどういった意味があるのでしょうか。

はい。生活の中で感じる日常の感情こそが宝物だと思うので、日々の家族間で感じた生活の過程を残していけるアルバムになるように1年で設定したのがFAMILY NOTEです。

企画を初めた当初は親から子供に向けて、20年かけて完成する「秘伝の書」という着想でスタートしました。

でも、20年かけて完成する壮大なノートになると、立派なものを残さなければと思ってしまって日常の他愛もないことは書き記していけないのではないかなと。

そして、これだけ多種多様な生き方や考え方がある時代なので、子供がいるいないに関わらず家族間で「感情をシェアできる場所」が必要だと考え、現在のFAMILY NOTEの形になりました。

 

ー「日常の感情こそが宝物」という言葉、とても素敵ですね。
FAMILY NOTEは家族間に向けたノートかと思うのですが、どのように役立てていくものなのでしょうか?

はい。FAMILY NOTEは家族間での日々の微調整に役立ててほしいと思っていて。

家族の1日、1週間、1年を想像しながら、中身に関してはものすごく考えた自負があります。

このノートが1年後、あるいは10年後にあらためて見返したときにどんなノートになっていてほしいか。

そう考えることからFAMILY NOTEの製作ははじまります。

今はまさにSNSが全盛期と言える時代で、他人と出会うスピードはどんどん加速しているのではないかと思います。

偶然の出会いで新しいプロジェクトやコンテンツがどんどん生み出されていく。

でも例えばclubhouseのように、タイトルをつけてルームを作って「今日これについて喋ろうよ」というように、家族間で「今日これについて喋ろうよ」って場はつくりにくい人もいると思うんです。

物理的に一緒にいてもそこが擦り合わされていなければ精神的に距離感を感じてしまう。

日々のすり合わせという程度かもしれないけれど、それが大きな溝に繋がってしまわないように、感情がシェアできるきっかけの場としてFAMILY NOTEを役立ててほしいと想っています。

 

「なんかこれいいと思う」、その一言から作られていく人間の輪郭。

ー今回のFAMILY NOTEプロジェクトの大きな特徴は「FNC(FAMILY NOTE CLUB)」ではないかと思います。こちらの活動内容についてもお伺いできますか?

はい。まずFAMILY NOTE CLUBは1年間限定のオンラインサロンで、NEXTWEEKENDメンバーと一緒にFAMILY NOTEを作り上げていくためのFacebookコミュニティです。

月1回の #かぞくごと 会議を行ったり、私自身がライブ配信を行って大切にしていきたい思想をお伝えしたりする場をつくります。

また、季節ごとのオンラインワークショップで心にしまってしまっていた「いつか」やってみたいと思ったままのことに触れられるような機会を。

その他にもFAMILY NOTEをより楽しく使えるようになるカリグラフィー講座やイラスト講座などのスキルアップのためのオンライン講座なども企画しています。


ー充実の内容ですね…!今回、ノートの製作だけでなくオンラインサロンもはじめるのはどういった理由だったのでしょうか。

はい。FAMILY NOTEを2年目以降も習慣として続けていけるように、まずは1年目となる今回をしっかりサポートさせて頂きたいと思っていて。

私自身ももちろんそうなのですが、人って良くも悪くも感情は忘れてしまうもので。

言葉や習慣にしていかないと自分の野心すらも忘れてしまうものなんじゃないかなと。

だから、気軽に「なんかこれいいと思う」「これどうかな?」って、思ったことシェアできる環境ってすごく大切だと思うんです。

というか、そもそも最初から自分のやりたいこととかを明確に言語化できてる人ってなかなかいないと思っていて。

「なんかこれいいと思うんだよね」ってフワっとしたものを口に出してみることから自分の輪郭が少しずつ出来上がっていくものだと思うんです。

 

ー自分の輪郭、ですか。

はい。NEXTWEEKENDでも様々な価値観を言葉にして活動を続けてきましたが、一番最初は私がライフスタイルプロデューサーとして大切にしている価値観を言葉にしたんです。

その価値観に共感してくれて仲間が1人、また1人と増えて現在に至りました。

価値観に共感してくれた仲間が増えていくだけ、自分が最初はふわっと考えていたことに自信がもてて確信に変わっていったからこそ今こうしてNEXTWEEKENDの活動を続けられていると思います。

でももし、そもそも仲間がいなくて「これどうかな?」ってシェアできる環境がなかったらNEXTWEEKENDのブランド名すら思いつきのままで忘れちゃってたかもしれません。

なので、今回のFAMILY NOTE CLUBでも、「家族をチームとして」という同じ思想で繋がる環境の中で応援しあえるのが重要だと思っています。

思ったことを言葉にして、同じ価値観の中で繋がっている仲間とブラッシュアップしていく。

それが自分の輪郭として少しずつ出来上がっていく、そんな場にしていきたいと思っています。

 

必要な人に適切に届けたい、思想で繋がるためのクラウドファンディング。

ー今回、FAMILY NOTEの出版にあたってクラウドファンディングを活用した理由についてもお伺いできますか?

はい。FAMILY NOTEが大切にしている思想に共感してくださる方に適切に購入して頂くのが目的でした。

FAMILY NOTEは手に入れることがスタートで、そこから1年かけて各ご家庭で作り上げていくものです。

NEXTWEEKENDでは過去に出版も行ってはきましたが、通常の出版ではどうしても広く多くの人に届ける必要があるように感じます。

しかし、FAMILY NOTEはベストセラーを狙うようなものでも通りがかりの人に手にとってもらう内容でもありません。

私達自身もただ「素敵なノートを買った」で積ん読になってほこりがかぶってしまうようなものには絶対したくなくて。

だからこそ、クラウドファンディングの中で大切にしている想いをお伝えさせて頂き、その想いに共感してくださった方にFAMILY NOTEを手にとって頂きたいと思い、クラウドファンディングでの出版に挑戦しました。

ー思想を伝えて、想いに共感してくださった方にFAMILY NOTEを届ける手段としてのクラウドファンディングだったんですね。

 

「感情のアルバム」FAMILY NOTEを習慣にするために

ー最後に。今回のプロジェクト、またこの記事を読んでくださっている方にお伝えしたいことはございますか?

NEXTWEEKENDでも私自身でもずっと大切にしている思想ですが、人は良くも悪くも忘れてしまう生き物だと思っていて、「こうありたい!」という野心すらも習慣にならないと薄れていくものだと思っています。

なので、これから1年をかけてみなさんと一緒にFAMILY NOTEを作り上げて習慣にしていきたい。

FNCのオンラインサロンの運営も含め、まずは今回が前例のない1年目になるからこそ、みなさんとFAMILY NOTEをよりよいものにしていきたいと思っています。

FAMILY NOTEは、正解も体裁もどんどん意味がなくなってきた現代で、「自分がどうしたいか?」の本質に向き合うためのものです。

だからこそ、FAMILY NOTEに関して「使い方があっているかわからない」というようにはこれから先誰にも思ってほしくなくて。

FAMILY NOTEは家族というひとつのチームで作り上げる、1冊のノート。

写真アルバムとは少し違う、感情のアルバムです。

今日の家族の会話を増やし、これまで歩いて来た道をもっと愛しく思い、そして、少し先の未来に、共に希望を持つきっかけとなることを目指しています。

FAMILY NOTE1年目となる今回、ぜひ一緒にノートを作り上げていってくださる方のご参加、お待ちしております。

環境で出会いが変わる。出会いで思考が変わる。思考で性格が変わる。性格で選択が変わる。選択で人生が変わる。
〜FAMILY NOTEプロジェクト本文より抜粋〜

今こそ家族のチーム化を。感情のアルバム“FAMILY NOTE”を届けたい!
2021年3月、コミュニティメディアNEXTWEEKENDは、家族で作りあげる、1冊のノートを提案します。 他人と繋がるSNS全盛期だからこそ、最小単位のチームである“家族”に向けて、感情をシェアする機会を提供します。

大堀 悟(ぼりさん)

CAMPFIRE公式キュレーションパートナーとしてプロジェクト作成なども行う取材ライター。元板前です。

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